「専業主婦の妻にテレワークを邪魔されます。コロナで給料激減なのに」という夫の悩みに同情の声
しかもコロナの影響で給料が激減、残業代も出ない苦しい状況で、「少しでも利益を出すため仕事をしたいのに、イライラが募るばかりです」と苦境を訴えた。
スレ主はとても優しい夫なのだろう。「新婚で子どももおらず、嫁も働いてないので暇なのは分かるのですが」としている。だが、妻を守るためにも頑張っている仕事を、当人に邪魔されてはたまらない。
スレッドの返信は夫に対する同情と、妻に対する批判的なコメントが相次いだ。
「アホな嫁だね。部屋の入口に『勤務中、17時30分まで立ち入り禁止』と大きく書いた紙を貼っておこう」
「頭の悪い妻だね。私も専業主婦だけど、それは最低だよ。(中略)自分の道楽で夫に深夜まで働かせるなんて妻としてあり得ない」
また「話してわからないなら叱り飛ばしなさい」「仕事にならないから生活費渡せない、だから働いてくれる?と伝えてみてはどうですか?」など、次々に厳しいアドバイスが入っている。
中には、「テレワークでだらけていれば、リストラ候補になりかねない」という指摘も。確かに、現在のテレワークはパソコンに向かっている時間がそのまま上司に伝わるシステムの企業もある。そうでなくとも個人の成果がはっきりしやすく、却って働きすぎになる問題もあるくらいだ。
なぜ伝わらない?「頼むから邪魔しないでくれ!」という夫の叫び
回答に対してスレ主は、「アホや頭の悪い嫁は正解です」と認め、毎日妻とのやりとりがストレスであることを再び明かす。仕事中に「昼間から部屋にこもってないで」「ずっとなにしてるの!!」などと詰められるというから気の毒だ。スレ主は胸の内を、
「全部仕事だよ!ここからここまでの仕事を今度出社するときまでに報告しなきゃいけないし作らなきゃいけなんだよ!頼むから邪魔しないでくれ!」
と綴っていた。これをそのまま妻に伝えれば良いのでは?と思うのだが、既に似たような説明はしているだろう。一番大事な伴侶に仕事を理解してもらえないのはつらい。会社のソフトを使ってデスクトップで仕事をしているため、ネットカフェに行くこともできないと憤っていた。
こうした問題は珍しいことではなく、テレワークが急速に普及した2020年の春にも似たような悩みを抱える夫の話があった。
子どものいる夫婦で、「妻がテレワークを理解しておらず、家事育児を頼んでくる」と夫が怒っていた。子持ちのため賛否が分かれていたが、回答には「遊べないことを子どもに分からせるため、スーツで仕事をしてもらっている」という主婦もいた。このように、テレワーク中の家族が仕事に集中できるよう、配慮している家庭がほとんどだろう。家に居るというだけで「休み」という認識になるのは、いくら新婚でも理解に苦しむ。
一方で、人との交流がない妻の寂しさを推測し、短時間パートさせてはどうかと薦める人もいた。コロナ禍で求職や帰省も難しいだろうが、夫が仕事中のときだけは、なんとか他の楽しみや仕事を見つけてほしいものだ。