美人やイケメンもいいことばかりではない。人より目立つ容姿なだけに、嫌な思いをすることだってある。福島県の40代女性は中学校の教員をしているが、「独身の頃、男子生徒に付きまとわれていました」と振り返る。
「生徒が自転車で私の自宅周辺を探しに来ていたので、車をアパートの駐車場に停められず。仕方なく近所のスーパーに停車し、徒歩で帰宅。深夜に車を取りに行く毎日でした。当時は彼氏もいたし、生徒なんかまったく興味ないのに……本当に迷惑でした」
いくら生徒とはいえ、ストーカーまがいの行動は許されるものではない。このほかにも、女性は「美人ゆえに体験した恐怖のエピソード」を明かしている。(文:福岡ちはや)
「勤務校の校長・教頭経由でなぜか交際や結婚を勧められました」
とある父子家庭の生徒宅へ家庭訪問したときは、女性は生徒の父親から”謎のやんちゃアピール”をされ、「背筋の凍る思いをしました」と打ち明ける。
「『昔は俺も悪いことをいろいろやってきた。殺人と婦女暴行以外は……』と言われ、早々に切り上げました」
近隣の学校の教員から飲み会やデートの誘いを受けることもあった。
「仕事絡みの飲み会でご一緒しただけの方。その方の父親が同じ市内の学校の校長だったようで、私の勤務校の校長・教頭経由でなぜか交際や結婚を勧められました。本当に嫌なことばかり」
女性の苦労は、40代になった現在も続いている。昨年から勤務している中学校でも、3年生の男子生徒2人から付きまとわれているのだ。女性は、
「1人はあからさまに待ち伏せしています。階段の下から後ろ姿を見られているようで、『あそこまで脚が細い人ってあんまりいないよな』と言っている声が聞こえます。もう1人は大声で『先生大好き!』と叫びます。同僚の目が気になるし本当に嫌で、卒業式が待ち遠しいです」
と切実に綴った。
「パートのおばちゃんが『イケメン』と言ってくるのが正直ストレス」
茨城県の契約社員の40代男性は、「パートのおばちゃんが『あなたはイケメンだし優秀だから余裕でしょ。モテるでしょ~』と言ってくるのが正直ストレス」と嘆く。
「自分で『イケメン』とか『モテた人生』とか思えないので……まして俺は40歳過ぎですよ。中年に対してやめてもらいたい」
男性は「言われっぱなしも嫌だから、『俺も初めてお会いしたときから、○○さんって綺麗な人だなと思っていましたよ』と返しましたけどね」と冗談めかす。相手のおばちゃんがいらぬ勘違いをしていなければいいのだが。
「ほかにも飲食業をしていた頃、おじさんから『俺はさ、お兄ちゃんみたいなイイ男が嫌いなんだよ』と言われたことも。すごく不快だし、心の傷になりましたね」
異性からは追いかけまわされ、同性からは妬まれる。美人・イケメンの悲しい宿命なのかもしれない。
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