次のように、原因は「香水以外」という人も少なくない。
「日焼け止めも匂いが強いのあるんだよね」
「最近の柔軟剤のレベルはやばい。香害どころかガチの公害レベル」
普通に買える日用品にも、強い匂いがするもの混じっている。商品選びには注意が必要そうだ。
香りに悩まされている人は、どんな対策をしているのだろうか?
「頭が痛いって早退する。その時上司にお局の香水がキツくてもう限界だと伝える」
「匿名で誰にも気づかれないようにトイレに貼り紙をはる。名前を出さずに『○○系の香水の香りがきつすぎる方がいらして、しんどくて困っています。お心当たりの方は控えていただけると助かります』」
まずはこのように、「間接的に伝える」という声が目立った。
この問題が難しいのは…
香水問題が難しいポイントは、本人は「いい香り」だと思っていることだ。「同じ香水ばかり使ってると鼻が慣れて本人つけすぎなの気づかないんだよね」など、そうした点を指摘する声も多い。
中には次のような「厳しい」声も出ていた。
「香水臭い人って総じて自己中の空気読めない人だよね」
「本人は、『いい香りふりまいているセクシーなワタシ』とでも思っているのかな?はっきり言って迷惑」
コロナ禍で換気の機会が増え、匂いがこもりにくい職場環境になってきたかもしれない。しかし、暑い季節になれば、汗臭さを打ち消すために香水を使う人も増え、結果的に汗と香水のハイブリッドな悪臭というケースもありそうだ。
ただ、香水なら使わないという選択肢があるが、汗の匂いなど体質は「変えろ」と言われてハイそうですかと変えられるものではない。うかつに同僚の体臭に言及したりすれば、逆にハラスメントになりかねない。難しい問題だ。
かといって「匂い」を放置すれば、職場のやる気が著しく下がるケースもある。難しい問題だが、だからこそ会社も真剣にこの問題と向き合ってほしい。