![レジ袋有料化](https://news-careerconection-image.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2020/07/200731rg1.jpg)
レジ袋有料化
レジ袋の有料化で、対応に追われている小売店は少なくない。キャリコネニュース読者からは、
「以前はチラシを袋に入れて配布していた。それが袋を使用されなくなったことで、チラシの配布が難しくなった」(20代女性岐阜県小売店)
「前まではレジ袋の不要な方には店名の入ったテープを貼っていました。しかし有料化にあたり突然、本社から『テープを廃止します』と理由もなく指示が来ました。店員もお客様もびっくりです。万引きと間違われたらどうするんでしょう」(50代女性/岩手県100円SHOP)
といった声が寄せられている。デパートに勤務する栃木県の60代女性は、
「有料ってことは、レジ袋も商品になる訳です。つまりレジ袋も商品としてレジの近くなどに並べておき、それを他の商品と一緒にレジに出せば良いと思うのですが。ダメなんですかね?」
と疑問に感じている。(文:鹿賀大資)
「レジ袋は有料ですが」「カードはお持ちですか?」「お支払いは?」と客に畳みかける
長野県の40代女性が働くコンビニでは現在、クジ引きイベントを実施している。しかしそれがレジ袋有料化における接客のさらなる負担になっているという。
「レジ袋の有無を聞かなければならず、ただでさえ手間が増えているのに、クジが始まって面倒きわまりない。お客様に番号を選んでもらい、店員がそれと同じ番号のくじをわたす仕組みになっている」
クジ引きイベントを伴う、客との日常的なやり取りについて、「レジ袋は有料ですが、お入れしますか?」「カードはお持ちですか?」「お支払いは何になさいますか?」「お釣りはいくらです」「くじは何番になさいますか?」までが”前半戦”だという。
「そして『こちらがクジでございます。お待たせをいたしました』から『お弁当は熱くなっております。お気をつけてお持ちくださいませ』で大体は終わる。しかし中には『大丈夫、そこで食べていくから、あとイートイン税率が違うんだけど』というケースも」
女性は後ろに並ぶ客目を気にしながら、何度も鬼のような質問を投げかける。この忙しさに「マスクをしたまま対応し続けているので、仕事が終わると顔から体まで汗でベトベトです」という。
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