男性の職場では、ある一人のアルバイトスタッフが新型コロナウイルスを持ち込み、他の講師陣や子どもたちに感染が拡大したという。しかし塾側は運営を続行。男性は、
「PCR検査の結果待ちだった時期はもちろん、陽性の結果が出た後も仕事をさせられた」
と憤る。このレベルだと、もはや信頼関係の修復どころではないだろう。
サービス系の会社で働く東京都の40代男性は、在宅勤務における上司の弊害を語る。上司は普段から感情的になりやすいタイプだという。
「顔の見えない在宅勤務でのコミュニケーションは、特にひどいです。電話で報告した際、上司の意に沿わないことや指示と違うことを伝えると、頭ごなしに怒ってきます。会社で顔を合わせている時は、何か雑談などをして緩和されていましたが、今はそれも出来ません」
男性は上司との関係悪化でストレスが溜まり、「正直、あまり報告したくなくなってきています」と打ち明けている。
登園自粛中「教育のために早く通わせろ」という姑の小言にイラッ!
一方、新型コロナウイルスの影響で、プライベートに問題が生じてしまった人もいる。メーカー系の会社に派遣社員として勤務する長野県の20代女性は、親友の行動を受け入れることができなかった。その親友とは、8月上旬に遊ぶ約束をしていた。
しかし県内のコロナ感染者が増えている状況に加え、女性の知人の老父がガン治療を始めることも重なったことから、親友と会う日を延期した。その1週間後、女性は親友が投稿したインスタグラムを見て、ショックを受けてしまう。
そこには親友が別の友だちと遊んでいる写真と動画が載っており、「しばらく連絡は控えようと思った」と述べている。
東京都の30代女性(フリーランス)は、新型コロナがきっかけで姑との間にできてしまった溝を明かす。それは姑が住む、夫側の実家に帰省した時のことだった。
「姑は『帰省して当然』と思っているようです。義実家の周辺はコロナの被害も少ないから、そう感じているのでしょう。お盆で各家を回ったお坊さんが来訪したこともあり、感染拡大の一端を担ってしまわないか不安でした」
その際、姑は子どものことについても口を挟んできたという。
「自粛のため休園中だったのに、『教育のために早く通わせろ』と小言を……。夫と話し合って決めたことに、口を出してほしくなかったです」
結局のところ、女性がコロナ禍中の自粛であることを説明したら、姑も理解したという。そんな姑について「当事者意識がなく、感染防止策を取っていません。これからコロナ禍で会うことに不安を感じています」と綴っている。
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