新人は「100の力」で仕事すべきでない? ネットで賛否「素晴らしい」「いや間違っている」 | キャリコネニュース
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新人は「100の力」で仕事すべきでない? ネットで賛否「素晴らしい」「いや間違っている」

バリバリ働くぞ!

バリバリ働くぞ!

そろそろ新入社員に初任給が出る頃だ。給与明細を手に「もっと頑張って働いて早く一人前になるんだ」と決意を新たにした人もいるだろう。

しかし、そんなフレッシュマンの意気込みに冷や水を浴びせるようなエントリーが4月23日、はてな匿名ダイアリーに投稿された。「100の力で仕事をするな(特に新人は)」と題したその文章は、自分の100%の力で仕事をすることは「やめときなさい」と諭している。

「デキる社員もデキない社員も給料は同じ」

筆者はサラリーマン生活の始めの5年間を「IT土方」としてブラック企業で過ごし、この考え方に至ったと明かす。理由は次の3つだ。

1つめは「デキる社員もデキない社員も給料は同じ」だから。「デキるデキないで給料に差が出てもホントに誤差の範疇です」と断言。成果主義と言っている会社も「結局どれだけ上司の覚えがめでたいかどうかとほぼ同値」だという。

2つめは日本企業では「仕事の報酬は仕事」であり、頑張っても金銭の報酬が増えないから。その仕事も「実際には他人のケツ拭きあるいは火消し役なんてのはよくある話」で、スキルアップにつながることはあるものの、「自分自身に『仕事の報酬は仕事』と言い聞かせてしまう責任感の強い人ほど、火消し役としてドツボにハマっていく」と警告している。

そして3つめは「自分の本当の実力は他人には分からない」から。普段から100の力を出し続けていると、上司からは120の仕事を要求されるようになり、80の力しかでないときには「サボっている」と思われてしまう。

加えて、100ができるなら120、それができるなら150とどんどん期待は大きくなり、最終的には200や300の力が必要なところに追い込まれてしまうが、給料は変わらない。

実際、筆者が入社した会社では、同期は1年で半数になり、残った中に「超人的に仕事の出来る同期」がいたものの、ボーナスも昇給もゼロだったため、「2年目以降はデキる同期から順に会社を去って行きました」と振り返る。

批判者「恥ずかしげもなく低品質な仕事する人の思考」

そんな中、筆者は2年目以降になると必要最低限の仕事しかせず、80の力でできる仕事を60の力でこなすようになった。しかし従来と給料は変わらず、「常に出力を抑える事により、5年間精神を病む事もなくブラック企業で生き残る事ができました」と振り返る。

そして良い転職先を見つけて退職。「新入社員の皆さん、普段は60くらいの力で仕事するようにしましょう」と呼びかけ、「本当に100の力を出すのなんて、人生に2回か3回もあれば十分です」と締めている。

このエントリーに対しては、批判的なコメントが相次いでいる。一度は100の力を出してみないと自分の実力が分からないし、スキルアップもしないという意見が多い。

「恥ずかしげもなく低品質な仕事をする人の思考かな」
「新人は100出せ。全力って楽だし、利己的にも凧揚げと同じで最初頑張ったらあと楽だぞ。転職するにも楽」
「100の力を出さない人はいつまでも100の力がだせない。(…)仕事のレベルが生涯同じでいいのか、そうでないのか」

このような「否定先行の教え方」をする先輩に出会った経験のある人は、「この人は間違ってると思う」と真っ向から批判するが、その一方で筆者の考えを称賛するコメントも少なからずある。

「素晴らしい。金融業界とかは別かもしれないけど、成果主義ゆうても待遇が成果に正比例する訳ではないのでクビにならない程度に程々がよろしい」
「正しい。いざという時のために温存しておけ。但し周囲に悟られるな」
「毎日120の力を出してぶっ倒れる人よりいいよね」
「時間も労力も、7割で仕事して、残り3割は自己投資等の勉強に回すべきだと思う」

日本企業の「マネジメント上の問題」を指摘する人も

また、筆者の意見に違和感があるものの、原因は筆者個人ではなく日本企業のマネジメント上の問題ではないかと指摘する人も見られる。

「これが日本の問題点。だから優秀な人はGoogleのような会社に雇われる。/デキる社員もデキない社員も給料は同じ」
「目的は100の力を出すことではなく100の結果なのだから、これはマネジメントの問題。だからこそ持続可能にするための労働環境を整えなきゃいけないのに、短期間の結果だけを求めて個人を使い潰すのがブラック企業」

あわせて読みたい:ピケティ氏、「若い世代を優遇する税制」を日本に提唱

 

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