LINEは1月6日、高校生の2021年の目標・抱負、年賀状・お年玉事情に関する調査の結果を発表した。調査は12月に実施し、全国の高校1年生~3年生の男女1044人から回答を得た。
「2021年、がんばりたいこと、目標や抱負は何ですか」と聞いたところ、全体では「勉強」、「自分磨き(外見・内面)」、「友だち・人間関係」がトップ3だった。中には「外出自粛で太ったので痩せて、いろいろなところに行きたい」(高2男子)といったコロナ禍特有の抱負もあった。
高3女子「シャレオツな大学生になる」
学年別に見ると、高校1年生は「勉強」「自分磨き」「部活・スポーツ」、2年生は「受験・受験勉強」「自分磨き」となった。
3年生も1位は「勉強」だが、2位に「友だち・人間関係」(51.8%)がランクインで、就職や大学などの進学で環境が変化することを意識した回答が上位に挙がった。他にも、
「大学生活を楽しむ。一人暮らしをする予定だから料理をできるようになる」(高3女子)
「シャレオツな大学生になる」(高3女子)
「会いに行きたいと思われるホテルマンになりたい」(高3男子)
といった声が寄せられており、4位には「アルバイト」(48.0%)、10位に「料理」(27.2%)がランクインした。
お年玉は「貯金」が最多
2021年の年賀の挨拶については、最多は「LINE(メッセージやスタンプ) を送る予定」だった。以降、「紙の年賀状を送る」、「実際に会って挨拶する予定」と続いた。コロナ禍ということもあり、「実際に会って挨拶する予定」は2割程度にとどまった。
学年別にみると、低学年になるほど「紙の年賀状を送る予定」の人が多い傾向で、高校1年生との49%に対し、高校3年生は24%となった。「実際に会って(顔をあわせて)挨拶する予定」も同様に3年生が低かった。
また、女子高生のほうが「LINE(メッセージやスタンプ)」や「紙の年賀状」、「Instagramの投稿やDM」などを送る予定の人多かった。
お年玉を「毎年もらっている」と回答した人が9割だった。使い道については、男女ともに「親や家族にあずけて、銀行や郵便局に預けてもらう」が最多だった。さらに、2年生以上では「自分で銀行や郵便局などの口座に預ける」という人が増える傾向にあった。
お年玉を使うという選択肢の中では、女子高生は2位以降、「洋服やバッグ、靴」や「コスメ」が上位となった。一方の男子高校生は「マンガや本」や「ゲーム機器やソフト」が多かった。