都内の50代男性は、「海外から東京に来る全員は、ワクチン接種が義務付けられていない」と指摘。ICOは接種を義務化せず任意としているため、「変異株が追加で持ち込まれる可能性は無視できない」と考えている。
「大会後、各自が帰国した後、パンデミックが起きればIOCのみならず日本も批判にさらされる。これは国益をそこなう。被害が発生してもIOCは当然責任など一切取らない」
神奈川県の30代女性も「変異株コロナウイルス感染者の増加も目立ってきており、このような情勢で海外からの人の出入りを受け入れるべきではない」と主張する。東京都の60代女性は「開催決定当初から反対だった」と述べる。
「億のお金をかけて五輪準備するより、日本中の被災者や生活困窮者に給付しろと言いたい」
コロナ禍で看護師不足が叫ばれる中、組織委員会は競技場や選手村向けに看護師500人のボランティア派遣を要請した。医療現場は逼迫し、切実な収入減に困っている人も多い。そんな中での人材やお金の使い所に疑問を持つ人も多いようだ。
「日本の勢いを取り戻し世界中に日本の対応の素晴らしさを証明出来る良い機会になる」
一方、寄せられた回答の中では少数だが、「開催すべき」という意見もある。東京都の30代女性は「この直前期まで来たら腹を決めて開催するべきだと思います」と綴る。
「安全に開催する方法を熱心に考えて実行すべき時期であって、もう開催するしないを議論する時期ではないです。世界各国のさまざまな団体や企業がすでに諸々調整しているはずなので中止となると大きな混乱がおこります」
また、千葉県50代男性も「まず、ここまで来たら、表現は悪いですが、形式上開催を終わらしてしまった方が、オリンピック・パラリンピック終了後、コロナ対策・景気対策により一層邁進出来るのではないでしょうか」と綴る。両者ともにコロナ禍での開催に不安があるが、もうどうにもできないという諦めも感じられるコメントだ。
中には「感染対策を確実に実施し、日本の勢いを取り戻し世界中に日本の対応の素晴らしさを証明出来る良い機会になると思う」(大阪府60代男性)という声も寄せられている。仮に開催をしたとして、すべてが終わった時に”勢いを取り戻す”だけの元気は残っているのだろうか。
※キャリコネニュースでは引き続き東京五輪、開催するべき? 中止するべき?のほか部屋が汚い人、捨てられない人や新型コロナで人間関係にヒビが入った人などのアンケートを募集しています。