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35歳以上の「ミドル転職者」の失敗あるある 「前職の仕事のやり方を持ち込む」「今の会社を悪く言う」

なんで馴染めないんだ…

なんで馴染めないんだ…

どういう行動を取ってしまうと、新しい職場に馴染みにくくなってしまうのか。コンサルタントに「ミドルが転職先企業に馴染めない、よくある失敗例」を聞いたところ、最も多くあがったのは「前職の仕事のやり方を持ち込む」(66%)という意見だった。

「自分に自信のある方ほど、前職の経験を中心とする仕事の進め方を継続しがち」
「ミドルは仕事に自信を持っており、今更人に聞けない、尋ねると馬鹿にされるのでは?という意識が『溶け込み』を阻害する」

採用されたミドルは「過去の実績やスキルが評価された」と自信をもって入社してくるが、受け入れる職場には煙たがる人もいる。まずはメンバーとの人間関係を構築し、いまのやり方を頭ごなしに否定しないことが大事だ。

このほか、よくある失敗例としては「前職の会社と転職先企業を比較して悪く言う」(41%)、「転職先企業の社内ルールを軽視する」(34%)と続いた。

それでは、転職先にスムーズに馴染むためにはどうすればいいのか。コンサルタントに「やっておけばいいこと」を聞いたところ、入社前に「直属の上司や同僚と会う機会を作ってもらう」(71%)ことがトップになった。

「ポジション、環境、組織について事前情報を増やすことで、入社後に自身が置かれる状況をより具体的にイメージをしてもらえることにつながるため」
「生の声が聴けることで面接では聞けない情報も得ることができる」

「大手から中小へ」の転職は要注意

入社後にやっておくべきこととしては「周囲とのコミュニケーションを密に取る」(69%)、「転職先企業の仕事の進め方を理解する」(65%)が上位に。職場に配属された直後に張り切って改革に着手しても、部下が誰もついて来ないということになりかねない。

なお調査では、転職先企業に馴染むのに時間がかかる年代は「50代」(43%)と「40代」(42%)で、「大手企業から中小企業へ」(53%)転職する人だという。大手経験者にとって、中小企業は不備と感じることも多いかもしれないが、職場になじむことを優先して柔軟な姿勢で臨んでいきたいものだ。

あわせてよみたい:男が働かなくてもいいじゃないか

 

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