有休取得の理由「結婚式」や「病気」はウソ? 旅行のために7人に1人が偽りの申請をしていることが判明! | キャリコネニュース - Page 2
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有休取得の理由「結婚式」や「病気」はウソ? 旅行のために7人に1人が偽りの申請をしていることが判明!

ウソの理由で有休を取る人も

ウソの理由で有休を取る人も

調査は、DeNAトラベルが22~80歳の男女928人を対象に7月20日~24日の間、インターネットで実施。「旅行のために、2日以上の有給休暇を取ったことがありますか」という質問に対しては、90%の人が「はい」と回答。2日以上の有休を取得して旅行に行く傾向があるようだ。

「これまで旅行に行くために、有給休暇を取得した最長期間は何日ですか?」という質問に対しては、23%の人が「5日」と回答。次いで、「3日」が15%、「4日」が12%となっている。5日取得すれば土日を合わせて9連休にすることも可能だ。まとまった日にちを取って、ゆっくりと旅行を楽しもうということだろう。

意外だったのが、10日以上の有休を取得する人が全体の約1割いたことだ。日本人の有給休暇取得率は47.6%(厚生労働省2015年調べ)と低いものの、休む人はしっかりと休み、旅行を楽しんでいることがうかがえる。

ウソの申請をしても96%は「バレてない」と回答

また、「旅行のために、有給休暇を取ったとき偽った理由を伝えたことは?」という質問に対しては、15%の人が「偽ったことがある」と回答。およそ7人に1人は旅行をするためにウソの理由で有休を取っていることになる。

気になるウソの理由だが、「海外での結婚式参列のため」と「病気のため」が14%で同率1位。続いて「不幸があったため」が13%、「国内での結婚式参列のため」が9%となっている。冠婚葬祭や病気などの理由を伝えるのは、会社から突っ込まれにくいからだろう。労働者は有休を取るためにウソをたくみに使っているようだ。

ちなみに、有給取得時についたウソは会社にバレたかというと、96%の人が「バレていない」と回答。有休取得時についたウソは、ほとんどバレないようだ。

しかし、有給休暇は働く人の権利であり、取得するのに理由は必要ない。ウソをついて旅行に行いっても、心から楽しめるのか疑問が残る。「旅行に行きたいので休みます」と、普通にいえる世の中にしていきたいものだ。

あわせてよみたい:「ズル休みします」に共感の声

 

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