「給料をよくするのは会社にとって一番の投資」 カルビー会長の発言が話題「うちの社長と交換して欲しい」
投稿者がシェアしたのは、10月下旬に放送されたNHKスペシャルの「雇用激変」特集の画面キャプチャ。同番組でカルビーの松本会長は、非正規雇用が増加する現状について、「全部正社員にしたらいい」「給料を増やし、社員の待遇を良くするのは会社にとっては一番大事な投資」と発言。さらに、
「人件費を減らすから、その人たちが会社に貢献しないから新しいものが生まれないという悪循環。この状況が今でも続いていると思っている」
という考えを示した。近年、人件費を削減するために、給与を減らしたり、いつでも切れるように非正規で人を雇う企業が少なくない。それでも一応会社は回るかもしれないが、賃金が下がれば従業員の士気が下がるので、長期的に見るとよくない、ということのようだ。
さらに、松本会長は従業員について、
「従業員はただのツールではない。その人たちを使って会社はただ金を稼げばいいわけではない」
「会社は一番はお客さんに対して責任がありますが、その次に従業員とその家族に対して責任を持っている」
という持論を述べた。
「人を大事にしない限り会社は絶対うまくいかない」
松本会長の考えに対し、ネットでは「なんて方だ!かっこよすぎる!」「本当カルビー社長は神」「こういう所で働きたい」など、賞賛の声が寄せられた。
「人を大事にしない限り会社は絶対うまくいかない……カルビー社長の言葉にただ頷くわ…人を機械としか思ってない会社にいるもんだからね…」
「共感しましたよ。ツール(道具)と生きた人間の区別の出来ない組織に繁栄などありえませんね」
など、高評価する書き込みが多く見られる。中には、「うちの社長とカルビーの社長交換して欲しい」「日本企業の社長みんなカルビーの社長になってしまえばいい」と書く人もいた。