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今度は若者の「外出離れ」が話題に 「疲れてる上にお金がなかったらそうなるだろ」という声も

外出するより家にいたい?

外出するより家にいたい?

調査日に一度でも外出した人の割合を表す外出率は、平日で80.9%、休日で59.9%と、調査開始以来最低となった。

また1人が1日に移動する平均回数は、平日で2.17回、休日で1.68回とこちらも調査開始以来最低を記録。国交省では、もともと移動回数の少ない高齢者の人口が増えたことや、若者の移動回数が減少していることが背景にあると指摘している。

特に20代の移動回数が減っており、2015年度には1.43回まで減少。70代の移動回数1.60回を下回る結果となった。

就業状態と外出回数の関係も興味深い。非就業者は、就業者に比べて、外出率が低くなっている。

働いていない人の割合は年々増加傾向にあり、1995年と2015年を比較すると、20代では27.8%から36.2%に増加。30代でも26.6%が29.3%になっている。働いていなければ無理に家から出る必要もない。こうした点も若者の「外出離れ」につながっているのだろう。

「国が20代の非正規化を進めた結果、貧乏になって外出できなくなっただけでしょ」

この結果が話題に。ネットでは若者が外出しないのは「お金がないから」「ネットなどの娯楽が普及したから」「疲れているから」ではないかという指摘がみられる。

「若者が休日に外出しないのは、お金がない、ネットがある、仕事で疲れてるから休みたい、あたりが理由かな」
「疲れてる上にお金がなかったら、そうなるだろう。しかも昔と違ってLINEもあればネット通販もある」

My News Japan編集長でジャーナリストの渡邉正裕氏も次のようにツイートしていた。

「外に出れば必ずカネが出ていくから。家でTVかネットみてるのが一番経済的。国が20代の非正規化を進めた結果、貧乏になって外出できなくなっただけでしょ」

外出するのもしないのも個人の自由だが、経済的理由で外出できなかったり、仕事で疲弊するあまり外出できないというのは望ましい状態ではないだろう。

あわせて読みたい:若者の「酒離れ」が進む

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