30代女性の約4割が「ほぼ毎日ストレスを感じる」と回答 「家計」「職場の人間関係」が要因 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

30代女性の約4割が「ほぼ毎日ストレスを感じる」と回答 「家計」「職場の人間関係」が要因

ストレスに追われる日々

ストレスに追われる日々

調査は、全国の20~59歳の男女を対象に実施。2125人から回答を得た。ストレスを「ほぼ毎日」感じている人の割合は、男性では20代と40代が約3割、30代と50代が20%台後半となっており、大きな年代差はない。対して女性は、20代では28.7%だが、30代では41.1%にまで上昇。40代と50代は30%台だ。

何にストレスを感じているかを聞くと、男性では「仕事の内容」(43.4%)、「仕事の人間関係」(38.4%)、「自分自身の将来のこと」(31.5%)が多い。一方で女性では「家計に関すること(37.0%)」、「職場の人間関係」(34.2%)、「家事に関すること」(32.7%)が上位を占めており、男性では仕事、女性はプライベートのことがストレッサーになっている。

ストレスを感じた時の変化を聞くと、男女ともに「イライラする・怒りっぽくなる」「気分が落ち込む」「やる気が出ない」などの反応が多い。性差もあり、「食べ過ぎてしまう」「肌の調子が悪くなる」は女性に多く出ている。こうした状況だが、「ストレスをうまく発散できていると思う」人は28.3%と、およそ4人に1人にとどまっている。

性年代別では20代女性のストレス解消法が最も多い

具体的なストレス対処法を聞くと、男性では「十分に寝る」「運動・スポーツ」「お酒を飲む」が多く、女性では「甘いものを食べる」「友人とおしゃべりする」「ショッピングをする」などが多い。男性では夢中になれることでストレス発散するのに対し、女性では好きなものを食べたり、ショッピングをしたりと、好きなことをして発散する傾向があるようだ。

ストレス解消法の数を見ると、全体平均3.8個に対し、男性の平均は3.2個、女性では4.5個と多くの解消法を持っている。男女ともに若い年代ほど数は増えるが、20代女性は5.6個とずば抜けている。

2015年12月から、従業員50人以上の事業所に「ストレスチェック制度」の義務付けが始まるなど、ストレス対処法に関心が集まっている。ストレス対処についての情報接触経験について聞くと、直近1年以内に「ネットで対処法などを調べた」という人は全体では18.4%にとどまるが、20代女性では27.9%と比較的高くなった。

「今後、ストレスやその対処法について知識をつけたい」という質問では、「つけたいと思う」は全体では47.2%だったが、男性43.8%、女性50.6%と、女性はストレス対処に関心が高いことがわかった。

キャリコネニュース編集部では、編集記者・ライターを募集しています。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ