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なんでも否定から入る人って一体なんなの? 会話中に「でも」「いや」連発されてウンザリ

世の中には、いちいち話の腰を折る人がいる。なぜか常に否定から入り、しばしばこちらの気持ちを大いに乱してくれるものだ。

先日、ガールズちゃんねるに、興味深いトピックがあった。「無意識?なんでも否定してくる人」と題されたトピックだ。投稿者が自身の友人について「会話しているとこちらの言うことに対して『でも○○じゃない?』的な否定から入る返しを多くする」と書いている。「最近は、まず否定されるので会話するのがちょっと嫌」になってしまったという。

僕もこういうタイプの人と話をするのは大嫌いだ。意識してそういう話し方をしている人も嫌だけど、この手の人間は大抵無意識に、まず相手の発言を「でも~」だとか「いやぁ」なんて言って遮る。(文:松本ミゾレ)

相手の言ったことを否定するのは「負けず嫌い」だから?

何でも否定されるともう話したくなくなりますよね。

何でも否定されるともう話したくなくなりますよね。

確たる自分の意思もないだろうに、とりあえず相手の発言や提案を否定してしまう人って、実際にいるのだ。仕事をする上で、どんなにマストな選択肢を口にしていても、さほど有能でもないのに、一旦その主張に疑問符を投げかける。こういう人を見ていると、僕は「なんだかなぁ」と思ってしまう。

今回このトピックに寄せられたコメントに目を通すと、否定から入る人にウンザリしている、という声が多数あった。

「いるいる! たぶん僻み根性というか負けず嫌いなんだと思う。そういう人って」
「会う度に、人生、生き辛そうで可哀想って思います。同じ内容なのにわざわざ別の表現で言い直したりして。ただの言いたがりなんですよね」
「会話中すぐ『でもさ』が来る人は話してて楽しくない」

こんな感じで、不評のオンパレード。相手の会話を否定で潰す人なんて、そもそも一緒にいて楽しいわけがないので、これも当然だ。

そういう人に限って自覚がない、というのも困る

ただ、繰り返しになってしまうが、本当にこの手の人って自覚がないことが多い。自分としては、相手と楽しく会話している気になっているのに、実際には毎度毎度相手の言葉を捕まえて否定してしまい、徐々に嫌われてしまっている人ってのがいるのだ。

自覚が無いのだから、そういう人はきっと、まかり間違ってこのコラムを読んだとしても「え~、そんな人なんかいないよ!」なんてナチュラルに、今まさにこの瞬間にも否定の意思表示をして見せているかもしれない。

「そういうところなんだぞ!」と突っ込みたいという話である。

もしもあなたの周りに、「こいついっつも否定から入るな」と感じてしまう、話と人付き合いが下手な人がいたら、せめてその存在を反面教師にして、誰かに同じ思いをさせないように気をつけていこう。大体にして相手の話を否定して、自分が喋り出す人間なんて、ろくなものではないのだ。会話するだけでストレスを感じるような人とは、あまり懇意にしないようにすることだ。

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