ウーマン村本が戦争反対を再度表明 「愛国心!って言うなら、モテる国になれよ」「ブラックジャパンにはなって欲しくない」
このツイートに対し、「敵国が攻めてきて『村本さんの自宅にいる家族に害が及びそうになった場合』はどうしますか?」とリプライを飛ばした人がいた。村本さんは、「向こうに銃を置く勇気がないならこっちが銃を置いて手を上げて握手」とあくまでも友好によって事態を回避する道を説く。
「愛国心は必要」といったリプライを送る人も相次いでいるが、村本さんは日本が愛するに足る国だとは考えていないようだ。
「米軍基地置いて、沖縄県民同士喧嘩させて原発置いて、町の人同士喧嘩させて、それでも愛してよー戦争になったらね。ってどー言うこっちゃ日本」
村本さんは、高浜原子力発電所のある福井県大飯郡の出身でもある。原発の是非をめぐって、地元の人たちが対立する様子を直に目にしてきたのかもしれない。
その上で、「馬鹿の一つ覚えみたいに愛国心!愛国心!って言うけど、愛されたかったらお前モテモテになる国になれよ。このハゲ!」と愛国心を振りかざす人々を批判した。愛国心を要求するのであれば、愛するに値する国になってほしい、ということだろう。
「国のために死を覚悟してる人が現在いるってことにゾッとした」
村本さんの弟は自衛隊員だ。「南スーダンにも全然行くと言ってた弟です。僕はいって欲しくないと言いましたが、それは自衛隊の務めと言ってました」という。その上で、次のようにツイートしている。
「以前、たまたま福岡空港で南スーダンから帰ってきた自衛隊を見ました。隊員の家族が『バンザーイ』ってやってました。泣きながらおかえりって言ってる親御さんもいました。その空気にゾッとしました。未来のことでも過去に起きたことでもなく、国のために死を覚悟してる人が現在いるってことに」
「ブラック企業のせいで自殺する人は思考が死ぬか仕事続けるか、だけになるらしく、ほかの選択肢が考えられなくなる。国民の思考を停止させるブラックジャパンにはなって欲しくない。各々が選択できる環境がずっと続きますよーに」
やはり「国家」よりも、個々人の命が大切だという考えのようだ。
村本15日の午後10時頃、突然「そうだ!知覧に行こう!」と呟いた村本さんは、すぐに寝台車のチケットを手配して知覧に向かったようだ。16日には知覧特攻平和会館に行ったと報告している。