愛国ブログ記事が1本800円でクラウドワークスに発注されていたことが判明 「天皇制は男系であるべき」という記事も | キャリコネニュース
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愛国ブログ記事が1本800円でクラウドワークスに発注されていたことが判明 「天皇制は男系であるべき」という記事も

保守系のブログ記事を1本800円で作成するよう依頼している人がいると判明し、ネットで話題になっている。クラウドワークスに9月20日、「政治系の記事作成。保守系の思想を持っている方限定」という仕事が掲載された。

1記事あたりの文字数は1800~4000字で、希望する語調は「です・ます」調だという。「日本にとって何がベストなのか保守系の立場から書いてください」と、2人のライターを募集していた。

「民進党とか共産党を応援する記事は採用しません」

黒塗りは編集部による

黒塗りは編集部による

この仕事を「保守系の思想を持っている方」に頼みたいのは、仕事を掲載している依頼人自身が保守系だからだという。保守系の政党と言えば自民党だが、同党は「左派的な政策もかなり行っているので、自民党の意見に必ずしも賛成である必要はないです」という注釈も付けられている。

記事の具体例としては、

「憲法9条を改正し、軍隊を保有すること、当然だと思っています」
「韓国とはもう付き合うべきではない。安倍さんの合意は間違えていた」
「石破さんは首相候補として相応しくない」
「共産党の議員に票を入れる人って反日ではないか」
「天皇制が絶対に男系であるべき」

といったものが挙げられていた。確かに、自民党よりも右寄りだ。また「民進党とか共産党を応援する記事は採用しません」ともある。

9月20日に掲載されたこの依頼は、翌21日には削除されている。クラウドワークス事務局が21日に発表した内容によると、「利用規約および仕事依頼ガイドラインに反する案件と判断し、掲載を中断」したという。今後は「差別や特定政党に関連する案件の対応を強化いたします」とも述べている。

この仕事内容がネットで話題となり、「こう言う商売がまかり通ってるとは」「ネトウヨのネット工作」と批判的な声が相次いでいる。

「政治に関する記事がこのように作成されているのは不健全」

誰がどのような目的で依頼を出しているのか。ITジャーナリストの井上トシユキさんは、「右寄りの思想を持った団体や個人が、保守系の意見がたくさんあるように見せかけたくてやっているのではないか」と指摘する。

「この仕事の依頼の仕方を見ると、素人が書いたものをきちんとチェックをしないまま公開しているかもしれませんし、極端な話、ねつ造されたものでも構わないんじゃないでしょうか。政治に関する記事がこのように作成されているのは不健全ですよね」

この依頼人は他にも数々の記事作成の依頼を出しており、2016年2月末に登録してからすでに3577件も仕事を依頼している。例えば「認知症介護の体験談」「ダイエットに関しての体験記事」などがある。掲載サイトも多岐に渡っており、どうやら複数のブログサイトを管理しているようだ。複数のブログで記事を大量に更新し、バナー広告やアフィリエイトで収入を得ている可能性も高いだろう。

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