「著名人のストレス対処法をシェアして前向きなつながりを広げて」 厚労省「こころの耳」に菊地亜美さんら
第1弾では、ミュージカル女優の新妻聖子さん、ミュージシャンの土屋礼央さん、タレントの菊池亜美さん、ライフスタイリストの小脇美里さんの4人が登場。新妻さんは、周りと意見が異なる際、空気を読むあまり自分の気持ちをスルーしないことが大切と語っている。
「私はそこにポジティブなエネルギーが生まれそうな予感があるなら、面倒くさいことにも、ちゃんと正面から向き合って議論したほうがいいなと思うんです。簡単ではないし体力も使うけど、でも幸せってそういうものの先にあると思うんです」
「企業オタク」を自称する土屋礼央さんのリフレッシュ法はユニークだ。新幹線の3列シートの真ん中の席は窮屈に感じるが、実は幅が他の席より2センチ広いため、肘掛けを使わなくてもリラックスできるという。「企業努力を知ると、新しい視点、つまりは『楽しみ方』が見つかるんです」と語っている。
ストレスに上手に対処する人の意見を聞くと、他者の成功体験の観察につながる
10月上旬に公開予定の第2弾では、TKO(お笑い芸人)、清塚信也さん(ピアニスト)が登場する。第3弾は準備中だ。第4弾以降の公開は未定だが、同コンテンツは全国労働衛生週間終了後も継続する。
同サイトを運営する日本産業カウンセラー協会の担当者は、
「厚労省の過去の調査結果では、ストレスに上手に対処している人の意見を聞くことは、他者の成功体験の観察につながり、模倣を通じて自己効力感の上昇につながることが示されています。ストレスに上手に対処している著名人からの発信を契機として、ご覧になった方々にシェアしていただき、前向きなつながりを広げていただければと思います」
と期待を込めて話した。
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