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オードリー若林、”仕事を楽しもう”は「エンジョイ・ハラスメント」とバッサリ 「仕事が楽しいってそんなに重要なの」

オードリーの若林正恭さん(39)が11月7日放送のドキュメントバラエティ「7 RULES(セブンルール)」(関西テレビ放送)で、

「『朝起きて、仕事が楽しい』はエンジョイ・ハラスメントって呼んでる」 「仕事が楽しいってそんなに重要なの」

と語り、話題を呼んでいる。

「『だるいな』と思って仕事に行って、『これで良かったかな』くらいで帰ってもいい」

楽しいに越したことはないが……。

楽しいに越したことはないが……。

同番組では、ファストファッションブランドH&MでPRマネージャーを務める室井麻希さん(37)の仕事ぶりに密着。室井さんのチームは、イベントの開催や雑誌の撮影、プレスリリースの作成など日本における同社の広報活動を一手に担っているという。

マネージャーである室井さんの主な仕事は、「最初の戦略を立てるところ」。新商品の発売に合わせたイベントや芸能人の撮影などはそれぞれ担当を決めて部下に任せているという。室井さん本人は、「影武者になる」ことを心掛けているのだ。そこには、部下に仕事を楽しんでほしいという思いがある。

「朝起きた時に『会社に行きたくないな』って絶対思わないでほしいんです。そのためには、楽しいことをしているのが一番だと思うので、華のある部分を自分が取ってはいけないと思っていて、その部分はチームに残しておくように気を付けてます。皆、すごく楽しいと思ってくれてると信じています」

仕事を楽しめるように、”華”の部分を譲ってくれる上司となら仕事がしやすそうだ。しかしこのVTRを見た若林さんは、仕事は楽しんだ方がいい、という風潮について「エンジョイ・ハラスメント」とコメントした。

「『だるいな』と思って仕事の現場に行って、ちゃんとやって、『これで良かったかな』くらいで帰ってもいいと思うんですよ」

若林さん自身も、ネタを作るという仕事を楽しめていないらしく、「ネタ作るのなんて全然楽しくないですよ。面倒くさいし、『クソ』と思いながらサンマルクに行って書いて、ライブが終わったらまあよかったかなくらいでいいと思っている」と語っていた。そして、

「楽しいってそんなに重要なの?」

と問いかけている。

コメンテーターとして出演していた芥川賞作家の本谷有希子さん(38)も、「責任のある仕事を任されていたら、絶対に(楽しいと)思えないよね」と賛同していた。番組の終盤では、タレントのYOUさんも「(『楽しもう』派は多数派に)なってる。だって渋谷のハロウィンを見てみなよ」と話していた。

「『仕事やだなぁ~早く終わらせよっ!』でもいいじゃん」

ネットでは、若林さんの発言について「超わかる」という共感の声が相次いでいた。

「『仕事やだなぁ~早く終わらせよっ!』でもいいじゃん」
「大半の人は社会の歯車会社の部品になってるわけでそんな人達に仕事を楽しいって思えなんて地獄やわ」

仕事が楽しいに越したことはないが、誰もが楽しいと思えるような仕事ができるわけではないのは確かだ。「仕事をする理由は生活(の)ためが第一だし」と割り切って働くことが悪いわけでもない。

また「みんながみんな楽しいと思う仕事しかしなかったら社会回らんからな?って思う」という指摘もあった。社会を回していくためには、地味な仕事も必要になってくる。そうした仕事を担う人たちに「仕事は楽しまなきゃ」と強いるのも酷だろう。

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」の明記をお願いします。

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