【家電量販店】働きやすい会社ランキング 業界最大手ヤマダ電機は3位 「業界では珍しい半期毎の休暇制度あり」という声 | キャリコネニュース
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【家電量販店】働きやすい会社ランキング 業界最大手ヤマダ電機は3位 「業界では珍しい半期毎の休暇制度あり」という声

キャリコネニュースでは、約100万人が登録する国内有数の転職口コミサイト「キャリコネ」のデータから業界別で「働きやすい会社ランキング2018」を作成した。今回は家電量販店のランキングを発表する。

対象は、2016年10月1日~2017年9月30日の期間に評価が10件以上寄せられた企業。郊外の幹線道路沿いに展開する企業と、主要駅前にそれ以上の大型店を構え”駅前カメラ系”と呼ばれる企業に大別される家電量販店は、低価格販売と幅広い品揃えでメーカー系列販売店からシェアを奪ってきた。過度な安売り競争もひと段落し、粗利益率は改善しつつあり、09年に始まった家電エコポイント制度や11年の地上デジタル放送移行時に購入された家電製品の買い替え需要が今後本格化すると見込み。住宅や非家電製品などを拡充するなど差異化を図る。

ユーザーは、次の6つの選択項目をそれぞれ5点満点で評価している。

「労働時間の満足度」「仕事のやりがいを感じるか」
「ストレス度の低さ」「休日の満足度」
「給与の満足度」「企業のホワイト度(ブラック企業でないか)」

これら全項目の平均点が、その企業の働きやすさの指標となる。

1位:アイ・ティー・エックス 平均3.01点
2位:キタムラ 平均2.99点
3位:ヤマダ電機 平均2.80点
4位:ビックカメラ 平均2.61点
5位:ノジマ 平均2.52点

アイ・ティー・エックスの社員「全体的に物腰の柔らかい人たちが多い」

1位:アイ・ティー・エックス

1位から5位までの一覧

1位から5位までの一覧

1位は15年にノジマに子会社化された携帯販売店アイ・ティー・エックス(ITX)。項目別に見ると多くの項目で他企業に一歩譲っているが、 “休日の満足度”が3.7点とずば抜けて高く、総合点で1位となった。「残業は全くと言ってよいほどなかった。また、休日出勤も同じくなかった。有給に関しては、100%消化でき、割と平日でも有給は取りやすかったように思える。ほかの社員も、私が経験してきた企業のなかでは、有給を使っている人の数が多かったように思える」(営業事務・管理事務 20代前半 男性)という口コミもあった。

「全体的に物腰の柔らかい人たちが多いので、体育会系というより、文系に近い人たちが多いと感じる。有給も取りやすく、部署にもよるがすぐに家に帰らしてくれる」(カスタマーサポート 20代後半 男性)
「契約社員として雇用されていたが、時給制であり、1時間1250円と業務内容にしては割と高めなのかなと感じていた。正直、一日の業務に関しては、出社して2時間程度で終わってしまうような内容であった。その点、給料は見合っているか、もしくは多い方だと感じている」(営業事務・管理事務 20代前半 男性)

2位:キタムラ

写真プリント大手でカメラやスマホ販売事業を展開するキタムラ。特に”労働時間の満足度””仕事のやりがい”の項目で5社中1位になっている。「商品によってやる作業も異なるので、覚えねばならないことも多くあります。そういった事が好きな方にはやりがいのある仕事だと思います」(ショップスタッフ 30代前半 女性)など、カメラに専門性を持つ同社の大変さとやりがいを指摘する内容が目立った。

「歴史ある会社であり、写真業界のため、のんびりとした雰囲気をイメージしていたが、意外と覚えることが多く、その点はギャップであった。しかし、社風が良いため、面倒見の良い社員が多く、困っているときは助け合う文化があり、助かった。社員同士の繋がりや連携は多い点は良い点であるように思う。また、覚える事が多いのは専門知識を身につけるためにも不可欠な事であり、それを嫌がる社員は少ないように思う」(カウンターセールス 40代前半 女性)
「基本残業はありません。繁忙期の土日祝以外は、閉店と同時に帰ることができます。休日出勤はお店の人員が足りているかどうかによると思いますが、私は殆どありませんでした」(店長 30代前半 女性)

3位:ヤマダ電機

17年3月期末決算の売上高で国内1位、都市型の店舗「LABI」なども運営するヤマダ電機は3位。「仕事に関しては、日々計画を立てて取り組んでおり、計画に対して進捗を見ている状況になります。上司からの教育も時間をとって教えていただける状況にあり、親切に教えていただける状況にあります。また、不明な点に関しては、学ぶべき書物やマニュアルが充実しており、店舗営業に関しては、eラーニングでパソコンを通して学べる環境にあります」(法務 50代前半 男性)という声も。15年に60店を一斉に閉店したヤマダ電機は住宅関連分野を重視する方針で、住設機器のショールーム併設店など既存店回想を進めている。

「休日は月平均で9日になり、週休2日になります。休日出勤も無く、良い環境にあります。日々の残業も1時間程度であり、上司からは早く帰るように言われています。一般社員の人は必ず残業が支給されています。休日も事前に申請をおこなえば、都合に合わせてお休みをいただけるので、良い企業と思います」(法務 50代前半 男性)
「サービス業ということもあり、年間休日数は110日程度と一般企業に比べやはり少ない。ただ、その他家電量販店と比べ、正月休み(一月一日)が唯一休みであり、その点は従業員満足度向上に繋がっていると思う。更に、半期ごとに3連休、4連休の連休休暇取得制度があり、この点も業界では珍しいのではないかと思う」(カウンターセールス 20代後半 男性)

「勤怠管理は厳しいほう。サービス残業は懲戒になることも」(ノジマ)

4位:ビックカメラ

4位にはビックカメラが入った。突出して低評価の項目はないが、ずば抜けて高い項目もなく、今回のランキングでは惜しくもベスト3入りを逃した結果に。「販売スタッフとしてお客様に商品をおすすめし、それを買っていただくことは非常にやりがいを感じ、達成感もあります。個人目標を達成していけば、昇進や昇給に反映され喜びも増します」(ショップスタッフ 20代前半 男性)といった声もあった。

「個人目標を達成していけば、昇進や賞与、昇給に反映されます。販売スタッフとしての経験を積んだ後に、責任者のポジションにつけば役職手当のようなものもあるようです。上場企業ですので、出退勤などはしっかり管理されていました」(ショップスタッフ 20代前半 男性)

5位:ノジマ

5位には首都圏を地盤に店舗を展開するノジマが入った。”労働時間の満足度””休日の満足度”の低さは気になるが、その他の項目の点は上位企業にも引けをとらない。口コミでは「一般スタッフであれば残業が多くなることあまりない。月平均でも10時間あるかないかくらい。ここ最近は残業時間に厳しくなっているので閑散期などは時短で帰ることなどもある。休日出勤は、自分のミスによって起きたクレームなど処理する際に起こることはあるが、シフトの人数が厳しいということで出勤になることはあまり無い印象」(フロアスタッフ 20代前半 男性)という声もあった。

「商品の販売は少しやり方を変えるだけで売り上げが上がることが多く、会社自体も自由にやらせてもらえる風潮なのでどんどんいろいろなことを任せてもらえます。自分のやり方で販売件数が上がった時には達成感を感じることができます」(店長 20代前半 男性)
「勤怠管理は厳しい方だと思います。サービス残業は販売成績にも影響するため不正扱いになり、懲戒になることもあります。店舗によりますが、特に仕事が残っていなければ店長でも定時で上がれます。ただサービス業なので夏、冬の繁忙期などは残業は発生します。休憩なども規定時間取れますし、細かく管理されていて良いと思います」(フロアスタッフ 20代後半 女性)

キャリコネであの有名企業の「働きがい」「年収」「残業」の実態を見る

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