キャッシュレス化に取り残される日本 中国はスマートフォン、アメリカはデビットカード決済が主流 | キャリコネニュース - Page 2
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キャッシュレス化に取り残される日本 中国はスマートフォン、アメリカはデビットカード決済が主流

現金ユーザーは世界的に減少していく傾向

現金ユーザーは世界的に減少していく傾向

一方、キャッシュレス化が進んでいるのが中国とアメリカだ。買い物で最も多く使う決済手段は、中国がスマートフォン(44.1%)、アメリカがクレジットカード(31%)となっている。アメリカではデビットカードの利用割合も28.4%と、他国と比べて飛びぬけて高い。

日本では、現金の次に多く使われているのはクレジットカードだった。しかし、スマートフォンの利用率はたったの1.5%、デビットカードは4か国中最も低い0.6%だ。現金派が多かったドイツも同じ傾向だったが、デビットカードの普及率は6.2%と、アメリカに次いで2位だった。

世界全体を見ると、キャッシュレス化の流れは止まらないようだ。5年前と現在を比較した決済手段の利用の増減を各国全体でみると、現金以外の決済手段はどれも増えたと回答した割合が高い。特に、スマートフォンは84%、電子マネーは60.6%が利用頻度増加を感じているようだ。

反面、現金決済が増えたと感じている人は21.5%に留まる。利用頻度が「減った」と回答した人は30.9%だった。クレジットカードやスマートフォンなどの利用頻度が減ったと感じている人は数パーセントから10%程度だったことを考えると、世界では今後もキャッシュレス化が進んでいくようだ。

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