ホッピー採用ページの「素手でトイレ掃除」が話題に 「不衛生」「さすがに食品企業がこれだと気分は良くない」 | キャリコネニュース - Page 2
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ホッピー採用ページの「素手でトイレ掃除」が話題に 「不衛生」「さすがに食品企業がこれだと気分は良くない」

同社採用ページに掲載された画像のキャプチャ

同社採用ページに掲載された画像のキャプチャ

社長のブログを見ると、少なくとも10年以上前にはトイレ掃除に傾倒していたことが分かる。2007年4月に投稿された記事「トイレ掃除」は、本人が参加した研修でトイレ掃除の効用を学んだという内容で、

「トイレ掃除が、問題から逃げない強い心を育てるとは……」
「この一年をかけて、トイレ掃除をマスターすることを決意」

と、感銘を受けた様子だった。一緒に参加したもう一人の社員は、研修で学んだ100個のうちの数個にトイレ掃除に関する物をいくつか挙げていたが、「問題の核心を突くため、素手でトイレ掃除」「トイレの水も飲める」と書いている。

同年5月の記事「トイレ掃除研修」では、自社で社員と共にトイレ掃除を行ったことが記されており、

「2時間、素手で必死に磨いた。一人だったら、できなかったかもしれないけれど一緒にやってくれた社員がいたからできた」
「みんな目がキラキラ輝いていた」

などと振り返っていた。

津田大介「ドン引きしたのでもう今後飲むのやめようと思う」

採用ページの写真や社長のブログを読んだ人からは、「不衛生だ」「さすがに食品企業がこれだと気分は良くないですね!」と、嫌悪感溢れる感想が上がっている。会社の方針に全面的に賛同する人はごくわずかだ。

ジャーナリストの津田大介さんは自身のツイッターでこの件に関し

「ホッピーは味も好きでホッピーがあるところでは基本ホッピーしか飲んでなかったけど、ドン引きしたのでもう今後飲むのやめようと思う」

とツイート。他の人からも「あんなハッピーな飲み物を作ってるところは労働者もハッピーに扱ってくれてると思いたかったよ」などの声が出ていた。

素手のトイレ掃除はイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏が長年続けていて、同氏が相談役を務めるNPO法人「日本を美しくする会」が推進・普及活動を行っている。昨年12月には、埼玉県熊谷市の公立中学校で1・2年生と保護者、教職員らが素手でトイレ掃除をしたことが報道され物議を醸していた。

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