転勤族あるある 「郵便番号を覚えられない」「子どもに転校したくないと泣かれる」
仕事の都合により、数年おきに地方への転勤を余儀なくされる「転勤族」たちは、どのような苦労を抱えているのだろうか?
今月9日、ガールズちゃんねるに「転勤族あるあるを語ろうよ」というトピックが立てられた。トピ主は「今年の春…自分はどこにいるんだろう」と、自らの年度明けの処遇について「この時期からソワソワ」しているという。
「10日前くらいに知らされる」急な転勤の辞令には不満の声も
トピ主と同様、会社側から突然下される転勤の辞令に戦々恐々としている人は多いようで、トピック内では「移動の話が出始める時期になると毎年、怖くて動悸とめまいがしてくる」「1週間前に辞令出すのやめてほしい」といった声が挙がっていた。
あるユーザーは、結婚5年目ながらすでに引っ越しを3回経験しているといい、
「また今年4月引っ越し。場所は10日前くらいに知らされる! 嫌がらせとしか思えない。 こっちは小さい子供いるんだからせめて1か月前に言って欲しい」
と嘆いていた。
転勤に伴い頻繁に引っ越しをするようになると、日常生活でも様々な支障が出てくるらしく、
「郵便番号とか自宅の電話番号がごっちゃになって覚えられない」
「新しい土地のゴミの出し方に戸惑う」
「どうせまた転勤だから…と開けないままの段ボールが何箱かある」
「家具を買うとき引越しのことを考えて買うのをためらうときがある」
など、トピックには転勤族ならではの苦労エピソードが続々と寄せられ、同じ悩みを抱えるユーザーたちから共感を集めていた。
転勤族の夫を持つ妻は「正社員になれない」?
また、転勤を繰り返す生活は、本人だけではなく、当然ながらその家族にも大きな負担を強いることになる。
夫が転勤族の場合、いつ引っ越しをするか分からない状況で共働きをすることはやはり難しいのか、
「妻は正社員になれない」
「今のご時世、専業主婦でいることへの罪悪感。(でもどうしようもない)」
というコメントが投稿されていた。
さらに小さな子供がいる家庭の場合は悩みのタネが増えてしまうようで、「子どもに転校したくないと泣かれるのは辛い」「子供の習い事。続けられないかもしれないから、なかなか新しいものは始められない」といった声が挙がっていた。
一方で、トピック内には「ローカル番組を観られるのが楽しい」「転勤でいろいろ大変なこともあるけど、いろんな土地に行けるのは楽しいね」など、転勤族としての生活を満喫している人からの声もあった。旅行に出かけずとも様々な土地に行くことができる転勤族の生活は、捉え方によっては幸せなのかもしれない。