【今年もワースト】東西線の乗車率199%、いつ改善? 「2021年度に180%以下を目指す」とメトロ担当者 | キャリコネニュース - Page 2
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【今年もワースト】東西線の乗車率199%、いつ改善? 「2021年度に180%以下を目指す」とメトロ担当者

画像は東京メトロ公式サイトのキャプチャ

画像は東京メトロ公式サイトのキャプチャ

ラッシュ時の混雑具合が凄まじい路線として浸透しつつある東西線だが、東京メトロも、同路線の混雑緩和を「喫緊の課題」と捉え、大規模な工事を実施している。

来年度は、飯田橋~九段下駅間の折返し線整備が完了する。既存の折返し線を本線化し交差支障を解消することで、折返し列車と後続列車の同時運行が可能となり、将来的に列車増発を実現できるという。

再来年度には、2010年度から続いていた茅場町駅の大規模改良工事が終了する。ホームを40メートル伸ばすことで、列車停止位置の変更とエスカレーター増設が可能になり、利用者の流れを分散し、日比谷線との乗り換えをスムーズにする狙いがある。

2021年度には、木場駅でのホーム・コンコース拡幅、南砂町駅での線路・ホームの増設なども完了する。南砂町駅では、ホーム1面、線路1線を増設して2面3線化することで、列車の交互発着が可能となり、ホーム上の混雑が緩和と遅延防止、安全性・利便性の向上が見込める。

東京メトロの担当者によると、現在行っている大規模改良工事が全て終了すると、ラッシュ時の1時間あたりの本数を3本増やし、30本にできるという。

「工事完了・本数増加が実現すれば、180%以下の混雑率になると見込んでいます」

昨年9月には、「東西線早起きキャンペーン」を通年実施に切り替え、オフピーク通勤の促進にも取り組んでいる。

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