甲子園・準優勝の金足農業にねぎらいの声 試合の度に語彙力喪失していた秋田放送は言葉を取り戻し「本当にありがとう!」 | キャリコネニュース
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甲子園・準優勝の金足農業にねぎらいの声 試合の度に語彙力喪失していた秋田放送は言葉を取り戻し「本当にありがとう!」

第100回全国高校野球選手権大会が8月21日、閉幕した。金足農業を13対2で下した大阪桐蔭は史上初となる2度目の春夏連覇を果たした。

秋田県勢として103年ぶりに決勝に進出し、悲願の東北勢初優勝を目指した金足農業は敗北。同校の快進撃を固唾を飲んで見守っていた地元の人々からは、金農をねぎらうメッセージが寄せられている。

試合の度に「語彙力喪失ツイート」が話題になっていたABS秋田放送のアカウントは、語彙力を取り戻し、「あの場に立つプレッシャーや緊張、想像もつきません」とツイート。

「そんな中全力でぶつかり合った金足農業、大阪桐蔭、そしてすべての出場チームのみなさん、手に汗握る、息が出来ないほど夢中になる真剣な眼差しと輝く笑顔にあふれた本当に素晴らしい試合の数々を本当にありがとう!!!!!!」

NHK秋田放送局「金農!夢を、感動を、勇気を、ありがとう」

AAB秋田朝日放送のツイート

AAB秋田朝日放送のツイート

NHK秋田放送局は、

「金農!夢を、感動を、勇気を、ありがとう。選手たちの笑顔、涙、忘れません!!! 胸を張って秋田に帰ってきてください!!!」

と健闘をねぎらった。AAB秋田朝日放送も

「ありがとう!!!!金農!!!!!!ありがとう!!!!!!」「本当にありがとう・・・!!!」

と金農に感謝するツイートを投稿。泣き顔の顔文字だけのツイートも投稿していた。

秋田駅前のショッピングモール・秋田オーパは「今年の夏世界一楽しんだのは、我々秋田県民でしょうね!!!!!!!甲子園から気をつけて帰ってきてくださいね。秋田駅前で待ってますよ」とツイートした。

秋田県内では、試合観戦のために臨時休業をする店舗もあった。秋田県由利本荘市にあるTシャツオリジナルプリントの「ボナンザ・クリエイト」は午後2時、「14時なのでシャッター閉めました」と報告。店の前には「秋田代表・金足農業高校の応援のため、業務を一時停止させていただきます」という張り紙を出していた。

試合終了後には「泣けてきた。。。ここまでよく頑張ったよ!!!!!アツい夏をありがとう!!!!!」「準優勝でもすげーからな!!!!!」とツイートしていた。

判官びいきの風潮に疑問? 大阪桐蔭も「主人公。挫折と無縁のエリートじゃない」

金足農業野球部は、全国から日本代表選手が集まる大阪桐蔭とは違い、全員が秋田県の出身。中学時代は軟式野球をプレーしていた選手もいる。チームの快進撃には「映画化」「ドラマ化」の声が相次いでいた。

両チームの境遇の違いから、ネットでは、対する強豪・大阪桐蔭が「ラスボス」「ヒール」扱いをされていた。

こうした風潮に違和感を抱く人もおり、「(大阪桐蔭)だって主人公。挫折と無縁のエリートじゃない。ヒールじゃない」「大阪桐蔭もここまで来るのに昨年の悔いの残る敗戦を経て必死に野球に取り組み這い上がってきた高校生な訳ですよ。彼らも立派な主人公です」といった意見も出ていた。

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