親の6割が「褒めることが苦手」と回答 子育てで伸ばしたいのは「他人を思いやる気持ち」「自己肯定感」 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

親の6割が「褒めることが苦手」と回答 子育てで伸ばしたいのは「他人を思いやる気持ち」「自己肯定感」

写真を撮って貼ることで子どもの自己肯定感を向上させる「ほめ写プロジェクト」は8月29日、子どもの自己肯定感などに関する調査結果を発表した。調査は今年2月にネットで実施し、4~12歳の子どもをもつ親600人から回答を得た。

子どもの自己肯定感について「重要だと思う」「どちらかと言えば重要だと思う」と回答した人の合計が94.5%となった。

親の3割が「自己肯定感」の意味自体を知らない

自己肯定感は大切

自己肯定感は大切

しかし、子どもの自己肯定感を高めるために意識して何かを行っている人は41.5%で、半数以上は行っていない。自己肯定感が大事だと思いながらも、実際に行動できている親は少ないという実態が明らかとなった。

親に「自己肯定感」という言葉の意味をどの程度知っているかを聞いた。最も多いのは「自己肯定感が子どもに与える影響まで知っている」(29.9%)だが、次いで「知らない」(27.8%)がランクイン。以降「言葉の意味まで知っている」(22.5%)、「言葉だけは知っている」(19.8%)と続く。

親が子育てで伸ばしたい項目を聞くと、1位は「他人を思いやる気持ち」(29.9%)で、2位が「自己肯定感」(14%)となり、自己肯定感に対する親の関心は高いことが分かった。

3位以降、「目標に向けて努力を継続する力」(13.2%)、「嘘をつかないこと」「マナーを守れること」(同11%)、「やりたいことを自分で見つけてがんばる自己実現力」(9%)、「コミュニケーション能力」(3%)と続く。

自己肯定感を伸ばすためには褒めることが有効とされている。褒めることと叱ること、どちらが苦手かを聞くと、「褒める方が苦手」「どちらかと言うと褒める方が苦手」の合計が56%。調査元は「現代のパパママの”ほめ力不足”とも言える実態が明らかとなりました」とコメントしている。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「お前は客じゃない!」外資系企業の支配人がクレーマーを一喝 「お客様は神様」ではスタッフを守れない
  2. 日本独自の習慣「お土産」で議論 旅先なのにわざわざ職場のことなんか考えたくない! 
  3. 「バブル世代が羨ましい、人生つまんねぇ」と嘆く氷河期世代 「時代のせいにするな」という声は届かず
  4. 現代の子どもは漫画も音楽も"タダ"が基本、お金を使うのは「応援」したいとき 博報堂生活総研「タダ・ネイティブのマーケティング」
  5. 「職場で、出会えて良かったと思える人がいる」女性の8割 20代は「先輩」、30・40代は「同僚」と答える人が最多
  6. コロナ感染したバド桃田選手への「自覚が足りない」という批判に元アスリートが感じたこと
  7. ACが「苦情殺到!桃太郎」のCMで炎上に苦言 専門家は「普通の人がうっ憤を晴らそうとして起きる」と指摘
  8. 2019年卒学生が就職したくない業種1位「小売・外食」 年収だと「500万円以上600万円未満」は最低限実現したい
  9. 「自分が常に正しい、という考えを直したい」という悩み 妥協することがストレスになるのなら、もう直さなくていいのでは
  10. ゴールデンウィーク、約5人に1人は「ひきこもり」予定 理由は「混雑が苦手」「金欠」など

アーカイブ