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「ロボットによる介護」は8割が肯定 理由は「人間には気を遣ってしまうから」、ロボット介護否定派は半数下回る

オリックス・リビングは11月1日、「介護に関する意識」に関する調査結果を発表した。調査は今年9月にインターネットで実施。全国の40代以上の男性740人、女性498人の計1238人から回答を得た。

「高齢者と感じる年齢」を聞くと、「70~79歳」が73.5%で最多。世界保健機関 (WHO)では65歳以上を「高齢者」と定義しているが、「65~69歳」と答えた人は14.7%に留まり、定義されている年齢と大きな差異があった。

「何歳まで生きたいか」については、40代が79.6歳、50代が80.6歳、60代以上が81.5歳となった。すべての年代で、80歳前後まで「生きたい」と思っており、年齢が上がる程、「生きたい」年齢も上がる傾向であることが明らかになった。

ロボットに介護されたい理由「ロボットだと気を使わなでいいから」

「ロボットによる介護」は8割が肯定

「ロボットによる介護」は8割が肯定

「何歳まで働きたいか」を聞くと、50代では男性66.6歳 女性67.1歳で、60代以上では男性70歳 女性68歳となった。男女ともに高齢になるほどリタイアを考える年齢が上がり、定年となる65歳を超えても就労意欲に衰えが見られない。

しかし避けられないのが、介護問題だろう。今後介護される立場になった場合、介護ロボットによる身体介護を受けたいかを聞くと、「推奨されていれば受けてもよい」(71.2%)、「積極的に受けたい」(13.1%)の合計84.3%が肯定的な考えを持っている。2011年の調査以来最高の結果で、昨年度より4.1ポイント増となった。

理由として「ロボットは気を遣わないから」(51.3%)、「本当は人の手が良いが気を遣うから」(27.2%)といった意見が多かった。人の手による介護に対して心理的負担を感じるか人は合計78.5%に上った。

一方、「ロボットによる身体介護を受けたくない理由」として「人の手で介護されたいから」46.9%だが、過去最低で調査開始以来、初めて半数以下となった。他には「ロボットが安心・安全に思えないから」(33.3%)、「ロボットは冷たいイメージがあるから」(9.9%)と続く。

「高齢者住宅での同居希望」は男性5割、女性4割 「一緒に入居しない」は女性3割

「家族の介護について誰に相談するか(したか)」を聞くと、上位3つは「配偶者」(62.8%)、「子供」(27.8%)、「兄弟・姉妹」(19.1%)となった。

「配偶者の介護をしたいか」については、配偶者を介護したいという男性が53.4%に対して、女性は30.9%に留まり、22.5ポイント差となった。また「介護したい気持ちはあるが、現状は難しい」は男女ともに3割程度だった。同社は「配偶者の介護を現実的な問題と捉え、体格差といった具体的な難しさを想定していることがうかがえる」とコメントしている。

配偶者の介護に対する自信を聞くと、「自信はない」「あまりない」の合計が男性84.3%、女性87.2%となっている。介護をしたいという気持ちとは大きな隔たりがあるようだ。

夫婦のうちどちらかが介護が必要になった場合、高齢者住宅に一緒に入居するかを聞くと、「高齢者住宅での同室」を希望する男性が53.5%なのに対し、女性は41.6%に留まった。また「一緒に入居しない」と回答した女性は31.9%で、男性と比べ「配偶者とずっと一緒にいたい」と思っている人が少ない事がうかがえる。

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