電話をかけるのは「いきなり玄関を開けて話しかけるようなもの」? 箕輪厚介氏「電話は死ぬほど嫌い」と語る | キャリコネニュース
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

電話をかけるのは「いきなり玄関を開けて話しかけるようなもの」? 箕輪厚介氏「電話は死ぬほど嫌い」と語る

画像は公式サイトをキャプチャ

画像は公式サイトをキャプチャ

1月13日の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、編集者の箕輪厚介氏が、電話の使い方について語った。テクノロジーが発展して受付嬢やスーパーのレジスタッフが機械に置き換わると、人間関係が希薄になってしまうのではという議論が展開される中、箕輪氏は

「暇になって、本当にやることが無くなる。小学生の子供みたいに『今日なにしようか?スポーツしようか?』みたいになると思います」

と指摘。むしろ余暇時間が多くなり、逆にコミュニケーションをする機会が増えるだろうと予想した。(文:石川祐介)

「一方的に重要な時間を全部奪われる。メールなら細切れの時間で全部対応できる」

箕輪氏は続けて「コミュニケーションは正解がないじゃないですか。だから、人間にしか出来ないから、そういう風に特化すると思います」と正解が明確にあるような単純作業は機械が行い、そうではない作業は人間が担うようになると語り、コミュニケーションの質や量は今まで以上に求められるようになると示唆した。

ただ、進行の阿川佐和子さんは「今の若い人は電話をするのが嫌なんでしょ?生身の人間と話すのが嫌いになっている」とコミュニケーションを避ける若者が増えている現状を指摘する。

箕輪氏は「電話は死ぬほど嫌い。テレビ局の人とか絶対電話してくるから本当困っちゃう。メール書いていたのに、一方的に重要な時間を全部奪われる」と同意すると、阿川さんは立て続けに「メール書いてる時間も奪われるじゃん」とツッコむ。

「メールだったら、細切れの時間で全部対応できるじゃないですか。いきなり玄関を開けて、話しかけられているようなもの」

メールは空いている時間に進めることができるが、電話だと作業を止めて対応しなければいけない。電話をかけるという行為は、相手への配慮を一切無視したもの、という認識だという。

スケジュール確認など事務的な連絡はメールで十分

この話を聞いた梅沢富美男さんは「いちいち気を使って電話をするのもおかしな話」と納得できない様子を見せる。ただ、箕輪氏は「ものすごい緊急の時は電話が良い。あと、相手の感情を知るためには電話のほうが良いです」と電話を使用した方がいいシチュエーションを説明し、

「単純な『収録がこの日にあるのでスケジュールどうですか?』ってことを、いきなり仕事中に電話がかかってくるのは」

とスケジューリングなどの機械的な連絡はメールで十分だと語った。

箕輪氏同様、堀江貴文氏も著書『99%の会社はいらない』(Kベストセラーズ)で、「電話は相手の時間を大幅に奪うツールで、あなたの時間をも無駄にしている」と綴っており、高いアンテナを張っている人は、電話を敵視する傾向にあるようだ。

画像はツイッターをキャプチャ

画像はツイッターをキャプチャ

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 一流の戦略より「一流の実行力」 社員を信じて任せるダイキンの経営術
  2. 学童保育でワーママ悲鳴「貯金尽きた」「受入人数多過ぎで目が届いていない」 保育園だけじゃない預け先の悩み
  3. 落合陽一が語るAI時代の生き残り方 大事なのは「自分の収入と生み出している価値の差をしっかり把握すること」
  4. 上司に出す印鑑は「左に傾ける」のがマナー? ネットは「狂ってる」「社畜魂だな」と大批判
  5. 若新雄純氏、「30歳成人式」を提唱 「18歳で準成人、30歳で成人と段階を踏むほうが、今の社会に合っている」
  6. 「店員がマスクして接客ってあり?」に反論相次ぐ 「食品扱う職業はマスクしてほしい」「不特定多数のお客様が来るから風邪予防もある」
  7. 1人暮らしにありがちなこと 「郵便受付がいつの間にかパンパン」「冷蔵庫内の賞味期限切れが多発する」
  8. 【新型肺炎】野田洋次郎、マスク買い占めに苦言「過剰反応は備えではない」 ファンからは"買えない"報告相次ぐ
  9. コンサルタントが働きやすい企業2位デロイトトーマツ「昇給は毎年」、3位アクセンチュア「有休と別に年160時間の傷病休暇」
  10. ソニーが「アロマスティック」体験イベントを開催 「香りを持ち運ぶ」新しいライフスタイルを提案

アーカイブ