「職場の休憩時間が苦痛」という人々の声 「周囲がお喋りする中ぼっち状態」「狭い部屋で8人で昼食」
子ども時代は学校の昼休みを楽しみにしていたと記憶している人は多いだろう。しかし、社会人になった今。会社の休憩時間を楽しみにするどころか、苦痛の時間と捉えているビジネスパーソンは少なくなさそうだ。
ガールズちゃんねるに1月下旬、「職場の休憩時間が苦痛」というスレッドが立ち、休憩時間の過ごし方に頭を抱えている人達の悲鳴が寄せられた。(文:石川祐介)
休憩時間が嫌で時短の仕事を選んでいるという人も
事務職に就いているトピ主は、父親ほど年の離れた男性と年下の女性の3人と狭い部屋の中で、会話ゼロの憂鬱な休憩時間を過ごしているという。コメント欄には「外食に行けないのですか?」という疑問の声や、「読書するとかスマホいじるとかウォークマン聴くとかいろいろない?」といった解決策の提案も出ていた。
ただ、「休憩時間ぐらい気を遣わずに過ごしたい」とトピ主に共感を示す声も多く、「歯医者勤めのときせまい部屋に8人ほどで囲んで食べなきゃいけなくて辛すぎて辞めたわ」と休憩時間が苦痛すぎるあまり、その仕事を辞めてしまった人も少なくない。
「私はそれが嫌で働いてる人の多い職場選んでる」
「これがあるからフルタイムの仕事をするのに躊躇してしまいます」
休憩時間が発生しないように短時間勤務で複数の仕事を掛け持ちしている人もいた。たかが休憩時間と考えてしまいそうだが、何年も働くとなると気になるのだろう。
一人でいるためにトイレにこもるか寝たふりをしている人も
しかし、「会話がないならまだマシかも 無理にお喋りに参加しなきゃいけない状況が一番苦痛」とトピ主は恵まれているという声もあった。
「皆で仲良しごっこでテーブル囲んでくちゃくちゃ おしゃべりする女ってほんと意味分からない」
社会人になっても学生時代のように、みんなで集まって食事をするよう仕切る人が同僚にいるため、休憩時間にリッラクスできないと嘆く人もいる。一方、グループで食事をしてしまうと、「周りがお喋りに夢中なのにぼっちも辛いよ」と疎外感を覚える人もいるようだ。
「私はトイレにこもるか寝たフリの二択でやり過ごしてます」
トイレの個室はあまり長居したくない空間のように思えるが、休憩時間を同僚と過ごさなければいけないのなら、トイレの個室にこもるほうが良いという人もいるらしい。
さらに、「お昼の休憩はいいんだけど、タバコ休憩が苦痛。みんな喫煙者だから、吸わない私はスマホいじるか仕事してるか」とお昼休憩以外にも就業中のタバコ休憩に対して不快感を示す人もいた。本来であればリラックスできるのが休憩時間だが、休憩時間のせいで余計なストレスを抱えている人は少なくないようだ。