猫の健康データを自動で取得する”スマートねこトイレ”「toletta」を提供するハチたまは2月22日、月額定額制で猫の往診と予防医療行うサービスを提供開始する。
プレミアムプラン(1頭あたり月額2222円・税別)では、獣医師と動物看護師による年2回の訪問健康診断のほか、tolettaのデータに異常があるとアラートで通知する「AI見守り機能」、LINEで獣医師に相談できるサービスが受けられる。往診の対象地域は東京・神奈川・埼玉・千葉となっている。
なお往診以外のサービスが受けられるベーシックプラン(月額1111円)もある。いずれも2頭以降は半額で利用可能だ。同社は往診やIoT、AIの活用により「猫の定期的な健診を促し、早期診断に繋げてまいります」としている。
「多くの猫にとって、動物病院という慣れない環境、移動、待ち時間は大きな負担」
猫の適正な健康診断の頻度は年1回と言われている。しかし、同社調査によると、飼い主の4割が年1回の健康診断を受けさせていないと回答。猫の通院に困っている人は6割で、理由としては「猫が動物病院に行くのを嫌がる」(63.1%)が最も多い。
ほかにも「移動や待ち時間が長い」(30%)、「良い動物病院がどこなのか分からない」(26.7%)、「いつ動物病院に連れていくべきか分からない」(16.6%)、「費用が高くて連れて行きづらい」(14.3%)といった声があがっている。同社はリリースで、
「多くの猫にとって、動物病院という慣れない環境や通院のための移動、待ち時間は大きな負担です。トレッタねこ病院は、獣医師と動物看護師がお客さまのご自宅に訪問し、いつもの安心できる環境で診療を行います」
とコメントしている。