この投稿に対し、賛同の声が相次いだ。
「私がコンビニバイトしてた時は顔写真も名札に付いてて本当に嫌だった」
「レシートに名前残るのとかもほんと嫌。接客業やりたくない理由のひとつだわ」
飲食業や小売業は人手不足の業界だが、低賃金や長時間労働だけでなく、名前を晒して客前に立たなければいけないというプライバシーが守られていない働かせ方も影響してそうだ。
「私は全国に数世帯しかない名字だから嫌。たまに絡んでくる変なお客とか怖い」と特殊な名字で客に絡まれやすたという声も。変わった名字をしているために面倒なことを経験したという人は多いのではないだろうか。
「クレーマー気質の人にチラッと名札見られて『あなたの名前覚えておくわ!』みたいな事を言われて嫌な思いをした事ある」
名前を晒すことはクレーマーに目をつけられるリスクがある。何も危害を加えられなくてもクレーマーに名前を覚えられると、「なにかされるんじゃないか?」と不安になり仕事どころではなくなってしまう。
「美人な先輩がフェイスブックで探し出されてストーカーされてたよ」
名前を晒したことで犯罪まがいなことに巻き込まれたというケースも見られた。
「病棟看護師なんだけどフルネームの名札つけてる。前に40代の男性患者さんにフェイスブックで検索されて友達申請きた。ほんとに気持ち悪かった」
「看護師してるけど確かに怖い。病棟の入り口には顔写真付きで名前が書いてあるパネルがあるし、名札はもちろんフルネーム。美人な先輩がフェイスブックで探し出されてストーカーされてたよ」
特に看護師は「優しくしてもらった」と患者が変に勘違いすることがあるので、ストーカー被害に遭いやすい職業なのかもしれない。対策としては、本名ではなく、あだ名や偽名を名札に記入する案が散見された。
「偽名でいいよね。なんなら番号でいい。個人がわかればいいんだもん」
「何かあった時にお客さんが店員の名前知ってたら役立つこともあるから、A、Bとか偽名とかの名札はあって良いかも」
従業員側だけ名前がわかるのは不公平だ。何より今は個人のプライバシーを尊重する時代である。接客業を始めとした従業員に名前を見せることを義務化している業界は何らかの対応を講じたほうがよさそうだ。