兵庫県のドラッグストアで働く40代女性は、「毎日のように同じことを聞かれます」という。連日、朝からマスクを求める客の光景を目の当たりにしながら出勤しており、「もう誰にも会わず店に入りたいです」と嘆く。
「入口には誰が見てもわかるほどの大きな字で『マスク未入荷』『入荷未定』と案内が書かれているのに聞かれます。この際だから『店員にマスクのことを聞かないで下さい!』という案内もほしいものです」
スーパーで勤務する東京都の50代女性も、心ない客の行為に不満を募らせる。トイレットペーパーの入荷状況を聞かれた際に「未定です」と答えたが、直後に入荷したという。客はまだ店内にいたためその旨を伝えたが、なぜか買わないという。
「でもそのお客様は毎日、同じことを聞いてきます。意味がわかりません……。というか、入荷があるなら従業員に教えてほしいのに、それを教えてくれない上層部に不信感を覚えます」
女性の店舗では、客用のトイレで使うトイレットペーパーの盗難被害にも遭っている。
「トイレには、最小限のトイレットペーパーしか置いていません。でもそれすら持って行かれることがあります。トイレを利用したいお客様のクレーム対応だったり、頻繁に補充したりなど無駄に忙しいです。いたちごっこですね」
「口も隠さないで私に向かって咳をしてくるお客様が結構います」
それにとどまらない。女性はトイレットペーパーの販売対応についても綴る。
「店内には『1家族1点』と貼紙がしてあります。それなのに、まだ赤ちゃんを抱えた家族5人で来店したお客様は、トイレットペーパーを5点持ってきました。丁寧にお断りしましたが、あからさまに嫌な態度をとられました」
レジ打ちをしている際は、マスクをしない客にストレスが爆発しそうだという。
「口も隠さないで私に向かって咳をしてくるお客様が結構います。コロナ以前の問題です。しかもマスクをしていない人に限って咳をよくします。なんなのでしょうか……。制服投げ捨ててぶん殴りたくなります」
女性は「スーパーで働いていると、人の卑しさや意地汚さが目に見えて分かり、気持ちが荒みます」と述べている。
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