コロナ禍で住みたい街ランキング1位は「本厚木」 4年連続首位の池袋は5位に後退 | キャリコネニュース
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コロナ禍で住みたい街ランキング1位は「本厚木」 4年連続首位の池袋は5位に後退

コロナ禍の住みたい街ランキング

コロナ禍の住みたい街ランキング

不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」などを運営するLIFULLは9月8日、コロナ禍での借りて住みたい街ランキング首都圏版を発表した。調査は今年4~8月に実施し、掲載された物件のうち実際の問い合わせ数を算出。

1位は「本厚木」(小田急小田原線/神奈川県)で、前回4位からランクアップ。2位は「葛西」(東京メトロ東西線/東京都)、3位は「大宮」(JR東北新幹線ほか/埼玉県)、4位「千葉」(JR総武線ほか/千葉県)となった。

4年連続首位をキープしていた「池袋」(JR山手線ほか/東京都)、「西川口」(JR京浜東北・根岸線/埼玉県)は5位に後退した。6位以降、「高円寺」(JR中央線ほか/東京都)、「蕨」(JR京浜東北線・根岸線/埼玉県)、「八王子」(JR横浜線ほか/東京都)、「町田」(JR横浜線ほか/東京都)が続く。

在宅勤務で通勤時間を重要視しなくなる人が増加?

11位以降、「三軒茶屋」(東急田園都市線ほか/東京都)、「川崎」(JR東海道本線ほか/神奈川県)、「船橋」(JR総武線ほか/千葉県)、「柏」(JR常磐線ほか/千葉県)、「三鷹」(JR中央線ほか/東京都)、「荻窪」(JR中央線ほか/東京都)、「小岩」(JR総武線/東京都)、「川口」(JR京浜東北・根岸線)、「津田沼」(JR総武線ほか)が上位20駅に入った。

全体的に都心・近郊エリアが軒並み順位を下げ、準近郊・郊外エリアが順位を上げた。20位以降も23位「立川」、26位「八潮」、27位「平塚」など、都心オフィスから離れた街がランクインしている。

上位の街には、「多少都心方面へのアクセスには時間がかかるものの、電車を乗り換えずに済むエリア」「郊外のターミナル駅で駅勢圏が比較的広く、生活利便性がある程度担保できそうなエリア」といった共通点がある。

在宅勤務を導入する企業が増え、通勤時間への考慮が減ったため、同社は「『感染リスクに対する安全性・安心感にも着目して住むところを選びたい』という意識が高まったことがうかがえます」とコメントしている。

問い合わせが減少したのは「秋葉原」「仙川」「西日暮里」

コロナ禍で最も問い合わせ数が減少したのは「秋葉原」(増減率49.3%)。2位以降、「仙川」(44.3%)、「西日暮里」(47.6%)、「笹塚」(50.7%)、「菊川」(51.6%)、「飯田橋」「高田馬場」(同52.2%)、「新宿」(52.6%)、「浅草橋」(53.0%)、「水天宮前」(54.0%)と続く。

減少率ランキングに登場する街の多くは最寄り駅の交通条件が良く、生活・仕事・余暇がその街で完結し得るポテンシャルがあった。しかしコロナ禍ではこの繁華性・利便線が仇となり減少したと見られる。

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