面倒な家事を減らせれば、自由時間が増えて生活の質を上げられるかもしれない。9月24日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)で紹介された「主婦業9割削減」がツイッターで話題になった。放送内容は、最新家電などを使用して家事を削減するというものだ。
家電メーカーのシャープは同日、公式ツイッターで家事削減に言及。「家事なんて北極の氷みたく全貌が見えないものだから、ヘルシオやホットクックや洗濯機や掃除機を導入しても、せいぜい家事3割削減がいいところじゃないかな」などと投稿した。
家電導入で3割、食事の見直しで1.5割の家事削減
続けて、「水面下で見えない工夫や配慮が膨大にあるはず」と投稿。リプライ欄には「旦那にお風呂やトイレの掃除をしてもらうと『全然できてないじゃん!』て思う」という声が寄せられているように、普段家事をする人としない人では、家事の完成度に違いが出てくるようだ。
番組内では「主婦業9割削減」を掲げる3児の母でパラレルワーカーの女性が紹介された。削減のためにドラム式洗濯機やロボット掃除機、ウォーターサーバー、コードレススティック型掃除機など計24万円の最新家電を購入したという。
家電導入で家事は3割減ったといい、ほかに惣菜・冷凍食品の活用や食事の見直しで1.5割減。女性が目標にする9割の半分は削減できたという。今後は家事代行の利用や家族の協力も考慮に入れているとのことだ。
これに対し、ネット上では「家電や代行でお金使って家事を9割削減するのって素敵」という声が挙がる一方で、「ただお金で解決してるだけ感」「そりゃお金かければ減らせますよ…こっちは節約プチプラ時短テクニックが知りたかった」といった声も寄せられていた。
新型コロナウイルス感染拡大で、家事の量が増えたと感じている人は増えている。野村総研の調査では、子育て中の男女の7割が「新型コロナで家事・育児にかける時間が増加した」と回答している。
夫の家事・育児に不満を持つ人も少なくはない。極力、家電や家事代行サービスを使わない”節約”モードでの削減となると、やはり配偶者など家族の協力が必須になってくるだろう。
家事なんて北極の氷みたく全貌が見えないものだから、ヘルシオやホットクックや洗濯機や掃除機を導入しても、せいぜい家事3割削減がいいところじゃないかな??
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) September 24, 2020
水面下で見えない工夫や配慮が膨大にあるはず
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) September 24, 2020