渋谷まで30分圏内、家賃相場が安い駅1位は「生田」 小田急線が上位独占 | キャリコネニュース
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渋谷まで30分圏内、家賃相場が安い駅1位は「生田」 小田急線が上位独占

渋谷周辺で住むならどこ?

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リクルート住まいカンパニーは9月29日、「渋谷駅まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング」を発表した。調査は4~6月に実施し、不動産サイト「SUUMO」に掲載されている駅徒歩15分以内かつワンルーム、1K、1DK(10~39平米)の物件を集計した。

ランキング1位は「生田」(小田急線、4.80万円)だった。乗り換えは2回で、所要時間は28分。快速急行や通勤急行は通過するが、準急の停車駅だ。多くの大学の最寄り駅になっており、学生街の雰囲気も漂うことから手ごろな家賃の物件が多いとみられる。今回のランキングでは唯一の4万円台だった。

23区内でランクインしたのは「喜多見」「成増」

2位は「読売ランド前」(小田急線、5.10万円)。生田の隣駅で、こちらも乗り換え2回、所要時間は30分ほど。3位の「狛江」(小田急線、5.70万円)、同率4位の「向ヶ丘遊園」「和泉多摩川」「喜多見」(いずれも小田急線、6.0万円)と、上位は小田急線沿線が独占した。

一方、7位に続いたのは「久地」(JR南武線、6.15万円)。8位以降は「戸田公園」(JR埼京線、6.50万円)、「登戸」(JR南武線・小田急線、6.50万円)、「つつじヶ丘」(京王線、6.60万円)、「菊名」(東急東横線、6.60万円)など。

23区内の駅で上位にランキング入りしたのは、4位の「喜多見」と12位の「成増」(東武東上線、6.70万円)。喜多見は、世田谷区で最も西に位置する駅で、各駅列車のみが停車する。成増駅は2016年に始まった東京メトロ副都心線との相互直通により、渋谷に乗り換えなしでアクセスできるほか、池袋や新宿、代官山などの繁華街にも一本で行くことができる。

渋谷駅周辺の再開発は、街だけでなく駅構内でも進んでいる。6月には、埼京線・湘南新宿ラインの新ホームの共用が始まり、これまで改札から離れていた同線のホームが山手線の隣になった。埼玉方面からのアクセスも向上しているとみられ、埼玉県内の駅では「戸田公園」が8位に入っている。

戸田公園駅周辺は、落ち着いた住宅地で、駅周辺の道路も整備が進んでいる。大規模な商業施設はないが、快速の停車駅で、池袋や大宮まで約15分、新宿へは約20分と繁華街へのアクセスは非常に良い。

渋谷駅は、都内だけでなく、神奈川や埼玉方面からのアクセスも良いのが特徴。30分以内で行けるエリアも多いからこそ、同じような家賃相場であっても部屋選びの選択肢は多彩だった。同社はリリースで「ライフスタイルの中で重視するものは何をよく考えて、気に入る部屋を探すとよいだろう」とまとめている。

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