セブン&アイ・ホールディングスは9月、「エース わかめラーメン わかめ7倍コーン11倍」(税込278円)を発売した。同商品はその名の通り、エースコックの「わかめラーメン」のわかめの量が7倍、コーンの量が11倍になったものだ。
あまりの大増量に、セブンイレブン公式ツイッターアカウントは「『カップ麺』概念崩壊のわかめラーメンにアナタもLet’s トライ 今晩わかめが夢に出ます」と投稿。食べた人からも「思ってた10倍わかめ入ってる」「エンドレスわかめ」といった声が出ていた。
もはや麺ではなくわかめを食べている状態に
キャリコネニュース編集部も実食してみた。通常、かやくは1袋だが、わかめの入った「かやく」と、わかめとコーンの入った「かやくスープ」の2袋が入っている。カップ麺に載せただけで、すでに結構な量だと感じる。
お湯を注ぎ3分待つと、麺が見えない。わかめが爆盛状態だ。
液体スープを入れて混ぜようとするが、中々麺にたどり着かない。スープを混ぜるにも一苦労なわかめの量だ。たしかにカップ麺の容器には「わかめとコーンが多すぎるので大きい容器を使用しています」とあるが、それでもここまでわかめがみっしりだとは思わなかった。
食べていると、麺を食べているのか、わかめを食べているのか分からなくなる。カップ麺というより、むしろわかめサラダだ。わかめと麺を一緒に食べていたが、半分食べ終わるころには麺がなくなった。
残りはひたすらわかめスープを食べ続けることになる。以前、エースコックは「わかめ7倍ラーメン」を販売していた。今回はコーンも大増量なので、その分コーンの甘みも楽しめて嬉しい。
それにしても、わかめが無くならない。わかめがスープを吸って、時間とともにさらにわかめが膨張しているように感じる。筆者は20分程度で完食したが、終盤はフードファイトをしている気分になった。わかめの無限地獄でしかなかった。
同商品は439Kcalなのだが、胃もたれがすごい。1日分の摂取カロリーを取り込んだような気分になる。このカロリーでこの食べごたえは、逆にダイエットいいのではないだろうか。ただ、カップ麺を食べているというより、わかめを食べまくった印象しかない。なお、あまりにも大量のわかめのため、部屋が非常にわかめくさくなるので注意が必要だ。