3人に1人が「終電の前倒しに反対」と回答、賛成派を上回る 「消費が低迷する」「タクシーで出費がかさむ」 | キャリコネニュース - Page 2
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3人に1人が「終電の前倒しに反対」と回答、賛成派を上回る 「消費が低迷する」「タクシーで出費がかさむ」

「終電前倒し」の賛成派からは「鉄道関連の従業員の健康のためにという意味で、終電を早めることは賛成です」といった声が寄せられた一方、反対派からは

「終電に乗り遅れたらタクシーで帰宅しなければならず、出費がかさむ」
「消費が低迷してしまう」

と困惑するコメントや、地方在住者からは「都市部と違って、地方では交通手段の選択肢が少ないから」と不満の声が挙がった。

続いて、終電まで働くことがある人に「終電が早まれば自身の労働環境改善にもつながると思うか」を聞くと、「改善する」と答えたのは22.3%にとどまった。「悪化する」はやや上回る26.6%。過半数は「変わらない」(51.1%)と考えていた。

鉄道職員にとっては労働環境改善につながる可能性が高い一方、電車通勤者は自宅に仕事を持ち帰ったり、タクシーで帰宅しなければならなくなるなど、一概に良い影響を与えるとは言えないようだ。

終業時間が前倒しになると困るもの1位「タクシー」

「終業・閉店時間が前倒しになると困るもの」については、最多が「タクシー」(39.1%)で、以降は「24時間受付のホテル」(31.2%)、「コンビニ」(30.8%)、「病院」(29.2%)、「飲食店(居酒屋など)」(21.7%)と続いた。

タクシーやホテルは「終電に乗り遅れた時に利用するもの」と捉えている人が多いようで、回答者からは

「深夜こそ走っていてほしい、受け入れてほしい」

というコメントが寄せられた。一方、コンビニについては「24時間が当たり前になってしまった」「なんとなく」といった声もあり、夜間に閉店しても意外と気にならない人が多いのかもしれない。

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