店舗をタップすると提供可能な商品、サービス利用可能な時間(非対応日)、電話番号、住所などの情報が確認できる。筆者はハンバーガーを提供する宇田川町の「Cafe&BAR VANDALISM渋谷店」に向かった。
席についてクーポンページを見せ、スタッフと共に簡単な画面操作をする。同店では1000円のハンバーガープレートのサービスを受けられた。
指定されたメニューがあるのだと思っていたが、ベーコンチーズバーガー、アボカドブルーチーズバーガー、オニオンリングサルサバーガー、てりやきバーガー、ハリウッドバーガーの5種類から選ぶことが出来た。筆者はベーコンチーズバーガーを選んだ。
注文から5~10分程度で運ばれてきた。分厚いバンズに、チーズと分厚いベーコン、さらにハンバーグが挟まっている。肉肉しくジューシーで、食べごたえがある。付け合せのリングポテトもカリッと揚がっていて美味しい。
筆者は開店と同時に入ったが、約30分の間に8人が入店していた。スタッフは「今日はうち7人がalways LUNCHでの利用ですね。普段この時間は打ち合わせなどでの利用が多く、ランチは12時ごろから増えるので驚いています」と話していた。
今なら昼休みにランチを食べて夕食分の弁当もゲットできる!?
現在、always LUNCHは12月31日まで利用回数制限なしのクリスマスキャンペーンを実施している。通常1日1回のみ利用可能だが、期間内は30分ごとに1回利用できるようになる。
VANDALISMを出ると、神南の老舗弁当屋「キャロット」に向かった。同店ではランチボックスや唐揚げ弁当など600円以内の弁当を購入できる。先程と同じ手順でスマホを操作し、無事購入。サイトのマイページでは「現在利用できます」「現在利用できません」といったステータスが確認できる。
利用できない場合、「このパスはキャロットで2019年12月3日11時53分に利用しています。次回は25分21秒後に利用できます」というメッセージが表示される。次にいつ利用できるかが分かるのが便利だ。
アラサー女子の筆者は、極力平日の食費を押さえたい。なのでalways LUNCHで朝食兼昼食を食べ、30分後に夜ごはん用として弁当をテイクアウトするのがベターではないかと思われる。
今回はVANDALISMで1000円、キャロットで600円分のメニューを利用した。もし平日20日、同じ生活をするなら費用は月3万2000円となる。一方、この生活を月5回も行えば月額利用料のもとは十分に取れる。通常は1日1回のみの利用だが、それでも1回1000円分として月7回利用すれば大丈夫だ。
また渋谷で利用できる店舗のうち、もっとも遅くまで利用できるのが「Cafe&BAR VANDALISM」「汁なし担々麺専門店担坦担 渋谷道玄坂GB店」「おうどん とろとろ房 渋谷店」「牛カツあおな 渋谷三丁目店」で、いずれも17時までとなっている。時間が許せば早めの夕食としても利用できるだろう(現在サービス提供しているかはサイトで要確認)。
ただ筆者の勤め先は港区。ごはんを食べに行くだけに渋谷に向かうことは難しい。渋谷付近で勤めていたり、よく渋谷に訪れたりする人にはおすすめのサービスだろう(VANDALISMでは筆者以外の来店社は男性で、スーツ姿から普段着の人までいた)。
なおイジゲン広報担当者は「年度内には東京の他エリアも対応する予定」としている。筆者としては早く新橋あたりに来てほしい限りだ。お願いします。