政府は2月26日にイベントの開催自粛を要請。緊急事態舞台芸術ネットワークの調査によると、約3000回の舞台が中止になった。
中止・延期となった公演情報を収集し、オンラインを含む展示などでの公開を検討しているという。岡室美奈子館長は、同館公式サイトで
「幸いにもご提供いただけます場合、日本演劇史の貴重な資料として当館で保管し、次代へと継承してまいりたく存じます」
と述べている。対象は演劇のほか、バレエ、オペラ、ダンスも含む。2020年度内に延期公演が実演しても、コロナ禍で一度、中止・延期を行った舞台であれば対象となる。YouTubeなどでの配信、無観客上演での録画などの動画配信を行った場合、その旨を明記するとのことだ。