イベント事の多い会社ってどうなの?「新入社員に一発芸をやらせたり古臭いと感じることが多い」という声も | キャリコネニュース
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イベント事の多い会社ってどうなの?「新入社員に一発芸をやらせたり古臭いと感じることが多い」という声も

けっこう体育会系?

けっこう体育会系?

歓送迎会シーズンに入っている。現在、新型コロナウイルスの影響で自粛する企業もあるが、風土としてイベントが多い職場で働いている人も少なくはないだろう。企業口コミサイト「キャリコネ」には、

「運動会やハロウィン歓迎会など大きいイベントがあります」(営業/20代後半/女性/正社員/年収320万円)

といった声が寄せられている。今やハロウィンはバレンタインを上回るほどの年間イベントといえるが、それを会社ぐるみで実施するところもあるようだ。ショップスタッフの20代女性(正社員/年収340万円)に至っては 、

「最初の新人研修と新入社員歓迎会は独特の雰囲気があります。社長に賞与のお返しや営業にバレンタインのお菓子をあげる、先輩に暑中見舞いや年賀状を書かなければならないなど、他にはない文化があります」

という投稿を寄せている。職場のバレンタインを禁止する企業が増える中、イベントを重んじる社風のようだ。このように歓迎会などのイベントをよく開催する会社には、どんな特徴があるのだろうか。(文:鹿賀大資)

「部署間の壁を越えて、みんなで協力して実施している」

「さまざまなチームに分かれて活動を行なっている。チーム内の催し、新メンバーの歓迎会などは積極的に行われている」(技術関連職/20代後半/男性/契約社員/年収200万円)
「毎月のように社員が入ってくるが、必ず歓迎会を実施している。自社イベント開催や他社イベントへの出展も、部署間の壁を越えて、みんなで協力して実施している」(研究開発/40代前半/男性/正社員/年収800万円)
「誕生日や歓迎会は、部署ローカルながらも毎月実施されています」(社内SE /30代後半/男性/正社員/年収400万円)
「中途採用があると会社の全額負担で歓迎会が行われるので、すぐに仲間になりやすい」(システムエンジニア/30代前半/男性/正社員/年収480万円)

どの口コミにも共通していたのは、やはり新しい人を迎え入れる意識が強いということだ。会社全体で歓迎会に意欲をみせるところもあれば、部署ごとのこじんまりしたスタイルだったりするところも。また、歓迎会が信頼関係を深める場になる職場もあるようだ。

「ビールが飲めて一人前的な考えの方も多くいます」

一方、「歓迎会が良好ムードではない」という投稿も見られた。

「飲み会が好きな人が多い訳でもないのに、飲み会や歓迎会は他の会社よりも多いイメージ。特に年配の方になるとお酒が大好きで会社に入ったという方も多く、その中でもビールが飲めて一人前的な考えの方も多くいます」(代理店営業/20代前半/男性/正社員/年収400万円)
「社風は割と体育会系。新入社員に歓迎会で一発芸をやらせたり、イベントに強制参加だったりと古臭いと感じることが多い」(プログラマ/30代前半/男性/正社員/年収350万円)

いまだに”昭和”の名残をとどめる歓迎会も開かれているようだ。飲酒はもちろん、一発芸などにおいても、本人が強要されていると感じれば、今はパワハラになる時代だ。歓迎会自体の参加の強要も含め、個々の意思の尊重が必要になる。

せっかく歓迎会をするなら、それらを踏まえた上で参加者が有意義に感じられる企画を考えてみてはどうだろうか。【参照元:キャリコネ】

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