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0.01%の純国産シルクを守り伝える富岡市。世界遺産やブランド肉など注目度が高いふるさと納税をするなら今がチャンス

富岡市が観光の街として大きく躍進したのは、富岡製糸場が2014年に世界遺産に登録されたことが大きく影響しています(※世界遺産には、「富岡製糸場と絹産業遺産群」として登録されています)。

富岡製糸場は、明治政府が設立した官営の器械製糸の工場であり、日本の近代化はもとより、絹産業の技術革新にも大きく寄与した工場とされ、1872年(明治5年)の開業当時の繰糸所、繭倉庫が現存していることでも注目を集め、毎年多くの観光客が訪れる施設となっています。

世界遺産認定は、観光だけでなく、衰退の一途をたどっていた国内のシルク産業に注目を集める機会にもなりました。富岡製糸場のお膝元とも言える富岡市の養蚕業を守り伝えるために生まれたのが、富岡シルクブランド協議会です。

生産・流通・販売をつなげ、地場産業を継承する富岡シルクブランド協議会

シルクオーガンジーストール

シルクオーガンジーストール

シルク産業の川上にあたる養蚕から製糸、川下にあたる製造、販売に至るまでが連携し、持続可能な産業システムをかたち創るために生まれたのが、富岡シルクブランド協議会です。関連する70の会社・団体・個人が参加しており、富岡市のシルクをブランド化する試みを続けています。

実は国産シルクというのはとても貴重なものとなっており、市場に占める割合は0.01%ほどになっています。生産量も一度は底を叩きますが、富岡製糸場の世界遺産認定が追い風となり、生産量が増加。現在は、ブランド化による付加価値提供を目指し、奮闘されています。富岡シルクブランド協議会の笹口さんは、

養蚕農家の方も高齢になり、厳しい状況である中、ただ国産シルクと言っても差別化ができません。そこで、協議会では富岡シルクブランドのブランドマークを作り、その品質や魅力を伝えています。

富岡発だからこそ実現した極上のシルク体験

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富岡シルクブランド協議会が提供している商品で最も注目されるのが、「シルクオーガンジーストール」と「ネクタイ」です。厳選された上質なシルクを使った逸品です。

蚕にもブランド品種があるのですが、これらの商品に使われているのは最も希少な品種になっています。その上、養蚕は春・夏・初秋・晩秋・初冬の年5回行われるのですが、中でも最上質とされる春に収穫された「春繭」を用いています。

そしてとれた繭を旬のうちに繰糸することで、光沢が優れた染色性にも優れた生糸にできるのです。

春繭をそのまま生糸にするという、繭生産と加工が一体となって連携していなければ実現しない方法であることに加え、希少な蚕はより極細の糸を実現し、光沢に優れたまさに富岡ならではの商品化を実現しています。

手にとったお客様の声で最も多いのは、「きれい、美しい」という声ですね。リピーターの方も多いです。養蚕業は、養蚕農家だけでも、加工業だけでも存続していきません。シルク産業に関わる全体をつなげ、高品質な商品を作り、お客様につなげるという循環を作ることが重要だと考えています。

文化としても、産業としても富岡の地に残していけるよう精進していきます。

富岡シルクブランド協議会の商品は、富岡市のふるさと納税の中でも人気の品です。富岡シルクを体験しながら、地域の養蚕産業存続をサポートすることができます。

製造が追いつかないほどの人気。自宅で楽しめる群馬県産のお肉をお届け

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全国的な傾向として、ふるさと納税において安定の人気を誇るのがブランド肉です。群馬県産の銘柄肉を商品化しているのが富岡市に拠点を構える有限会社シーフッドケイ。上州麦豚、群馬県産黒毛和牛(赤城和牛・上州和牛)、赤城どりといった群馬県産の豚・牛・鶏肉を家庭で使いやすいように工夫し、商品化。自宅用はもちろん、ギフトとしても人気になっています。

もともとは、高級食品を一般家庭に届ける仕組みをつくったんです。それが会社の出発点。

そう語るのは代表の本庄さん。1974年に創業した当時は、高級な冷凍食品を宅配するサービスから始まったそう。そこから食肉の取り扱いが少ないことに注目し、食肉加工・商品開発をスタートしました。

使い勝手が良いようにどう作るかを大事にしているんです。おいしいお肉を手軽に味わっていただくために、どうすれば良いかをスタッフ全員で考えています。

赤身嗜好の方にも人気「黒毛和牛A5ももステーキ」

使い勝手が良い商品を作るとは、お客様のニーズを汲み取るということでもあります。昨今の赤身ブームに見られるように、赤身嗜好の方も増える中で人気なのが黒毛和牛A5ももステーキ。お肉が柔らかくおいしいと評判で、リピーターも多いそうです。

お客様に育てられた商品が人気に。

今や製造が追いつかないほどの人気となっているシーフッドケイの商品ですが、その秘訣はどのようなものなのでしょうか。

>弊社の商品は全てにアンケート用紙を入れているんです。うれしい声もたくさん届きますが、何よりおしかりの言葉が宝だと思っているんです。これを改善するにはどうすれば良いか、どうしたら声に応えられるか。そうやって改善を続けてきました。お客様に育てられた商品が人気になっているので感謝しかありません。

共生社会を目指す富岡市。住民も観光客も、誰にもやさしい街を目指して

「ふるさと納税は、行政が地元の産業を応援できるということもポイントだと考えています」と語るのは、富岡市の企画課斎藤さん。

ふるさと納税の使いみちとしては、富岡製糸場の保存整理が多いですね。今後もずっと続いていく必要な事業ですので、とてもありがたいと考えています。健康福祉・子育てなども選んでいただくことが多く、富岡市託していただいていると考えています。

ふるさと納税は、財源が厳しい地方自治体にとって、必要な事業を行うために不可欠な仕組みとなりつつあります。お得さだけが注目されることもありますが、誰しもが、こういうところに生かしてほしいということを伝える手段でもあるでしょう。

富岡市が掲げているまちづくりの指針が「共生社会」です。観光産業を軸にしつつも、住民も観光客も誰もが生き生きとし、住みよい街を目指しているといいます。ふるさと納税を通じて、富岡市のまちづくりを応援してみませんか。

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