女性は現在、専業主婦。夫が1人で家計を支えている。子どもは小学4年と1年の2人で、中学受験のための大手の中学受験塾に通っている。

女性は、「そろそろ私も働かないと、学費や娯楽費が厳しい」と語り、「私立中学も補助があれば、もっと自由に学校の選べるのに」と不満を述べた。

大阪府の40代女性は、世帯年収1000万円。所得制限による子育ての補助が受けられない点に不満を抱えている。

「共働きで世帯年収が1000万円越えている家庭は、諸々の補助を満額受けているが、同年収でも世帯主の収入だけで越えている場合は、同じ補助が受けられません。多くの税金を払っているのに子供に関する補助に差があるのは不公平だと思います」

女性は「働けば働くほど損をする今の制度はおかしい。子どもに関する補助は年収に関係なく支給してほしい」と続けた。

「車も15年は買い替えていない」

東京都の40代女性は、夫婦共働きで世帯年収1100万円。会社員の夫が900万円、女性はパートで200万円を稼ぐ。子どもは中学3年と１年の2人でいずれも私立中学に通っている。

「子ども達は小学校低学年の頃から塾に通い、難関中学に進学して勉強にも部活にも励んでいます。私達親も良質な環境で切磋琢磨して育って欲しいと思えばこそ、懸命に働くわけです。余裕のある暮らしとは程遠く、車も今年で15年経ちますが、買い替える余裕もありません」

世帯年収1100万でも、都内在住で子ども2人を私立中学に通わせるのは、経済的に厳しいようだ。教育費の補助については、「格差の助長に繋がるのでせめて平等にしてほしい」と語った。

※アンケート概要
■実施期間
2020年10月26日～
■回答数
1848　※8月11日時点
（記事では、7月19日から7月31日に寄せられた投稿を紹介）
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員（63万人）やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ　https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
■質問項目
・現在の世帯年収でどのような生活を送っていますか？　満足している点、不満な点、エピソードを教えてください。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」や「夏のボーナスいくらですか？」などのアンケートを実施しています。

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