たびたび交換を要求するクレーマーに「お気に召す品はないと思います」と出入り禁止にした女性店員
クレーマーにやさしくすると、つけ上がるので気をつけたいところだ。「野菜の産直販売」をしていたという東京都の60代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他)は、
「何回かに1回は、つぶれていたとか、あたっていたとかと言ってくるお客さんのAさん。 そのたびごとに、ごめんなさいねと同じ果物や野菜を渡していた」
と穏便に済ませていた。しかし、そんなクレームを言う客は他にはめったにいなかったそうで…。
(文:谷城ヤエ)
「ほかにもいろんな産直で、クレームをつけていることがわかり…」
女性は「毎朝、新しいものをチェックして出している」ため、Aさんのクレームは「さすがに変だな」と思い始めたそう。
「ある日、友人に送りたいので手紙を入れて発送するよう頼まれました。二人の友人への手紙を預り、その場で宅配の伝票にクリップで留めました」
「すると、二人への手紙が入れ違って届いたというのです。それが本当なら大変なことです。 すぐに届け先にお詫びをすると返事をしたら、あわてていいのいいの、私が謝っておいたし、たいしたことではないから…と帰っていきました」
真実はわからないが、Aさんが嘘をついているのであればただの迷惑行為だ。
「クレームを言われるたび、その品を確認せずお詫びを渡していたこちらも悪かったとは思いましたが、Aさんはほかにもいろんな産直で、クレームをつけていることがわかり…」
Aさんに対し不信感が募ることが重なり、女性も限界がきたのだろう。最終的に
「『お気に召す品はないと思います』と出入り禁止にしました」
と綴った。
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