客のトイレマナーが崩壊寸前…「勝手に従業員用トイレを使う」繁華街で働く男性の怒り
男性いわく、以前には「お店を公衆トイレ代わりに、毎朝のルーティンでトイレだけ使う人」もいたという。その人は最終的に「バックヤードまで勝手に入ってきて、従業員用トイレを使い始めた」のがバレて、店内出入り禁止になったそうだ。
トイレの利用時間が制限されたことについて、客はどう思っているのだろうか。男性は「もちろん大抵のお客様は理解していただき、ほかのトイレを探しにいかれます」と言うが、本質的な問題解決には至っていないのが現状だ。
「結局、開いているお店のトイレが公衆トイレ化して汚される頻度が高くなるため、結果、今ではコンビニなど周辺の小売店のほとんどで、深夜にトイレを使用することができません。お酒を提供する店が多い地域では、この現象が広がってきています。(中略)中には、トイレが使えないからなのか、店内で、失禁や嘔吐、ひどい時には、脱糞されたものが店内にあるなんてのもありました」
しかも汚した人はそのまま立ち去るケースがほとんどで、結果として後処理や清掃を強いられるのは店のスタッフだ。そのため、「花火大会やお祭りなどの行事の日には、全日トイレ使用禁止の張り紙を店頭に出す店も多いです」と男性は言う。
「地方から来る方は特に、もう街中で夜中はトイレを借りることができないと思ってほしいです。(中略)行政はまだ、繁華街のトイレ事情の深刻さを把握していないのか、分煙のための喫煙所を一生懸命作ってますね。海外では有料トイレができていると聞きますので、いずれ日本もそうなっていくのかもしれません」
店舗のトイレを借りるときは、店側やスタッフの厚意に感謝しながら、汚さないように使いたいものだ。
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