年収850万円「世渡り上手タイプ」の30代女性リーダー、年上部下との関係円満の秘訣は「低姿勢」
若い頃は「専門技術を高めることが先決」と周囲に言われたが、よりプレゼンに力を入れたという女性。そんな姿を「良い格好しいだね」と揶揄されることもあったそうだ。しかし、「コミュニケーションは誰よりも分かりやすくて助かる」と他部署や経営陣からの評価は高かった。
そのコミュニケーション能力が評価されリーダー職に就いたものの、年上の部下が多い状況だという。だが「僻み妬みも皆無です」とし、その理由を当の部下たちが「リーダーにはなりたくない」タイプだからと明かした。
「うちのエンジニアはモノづくりだけやっていたい人達ばかりで、昇進より好きなことだけやりたい派ばかり」
自身がリーダーなのは「プログラミング下手も含めてのこと」だと理解しているように、ベテランとの知識量の差は歴然。そのため、
「『私はあくまで皆さんの代表でしかない』と日々、低姿勢で生きてます」
謙虚であることも、年上の部下たちと良い関係を築けている所以だろう。
「女であることをうまく利用してるな、とは自分でも思います」
一方で女性は、こう本音をこぼす。
「女であることを武器にする……というと語弊がありますが、うまく利用してるな、とは自分でも思いますね。多少のタメ口を許されたり、男性エンジニアは専門用語ばかりで話にならないが女性になら相談しやすいと思う人、やっぱり多いですし」
そして昇進の理由については、「純粋に経営陣に気に入られたからです」と断言。その一方で周囲への配慮も忘れていない。
「流石にそうとは言えないので、昇進の辞令が出たあとは『女性の管理職割合がどうのとか、最近うるさいからじゃないですか?』と遠回しに謙遜しておきました」
とはいえ、「深夜残業も休日の障害対応もいち早く動くタイプ」と、努力も欠かさない。そんな女性の姿も周囲は見ているのだろう。
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