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最近は同じ職場で正社員と非正規が並んで働いているのも珍しくないが、非正規の人を思いっきり偏見の目で見てくる職場もあるようだ。
投稿を寄せた大阪府の60代女性(事務・管理)は、派遣社員として、ライフライン系の企業で働いていたときのエピソードを明かした。
「入社3年目の社員に、『派遣は低学歴で正社員になれない人がなるもんで、レクチャーしても難しいからできないと思う』と言われ、上司と管理者に相談した」
あまりにも無礼な物言いである。派遣社員といっても、高い専門スキルを生かしてあえてその働き方を選んでいる人もいる。そうした事情も想像できない社員なのだろう。(文:境井佑茉)
「今時の発言とは考えられない」と衝撃
上司に相談した女性だが、返ってきたのは予想の斜め下をいく反応だった。
「学歴については間違いではない。しかし、発言した内容はよくない。と」
これには女性も「今時の発言とは考えられない」と、呆れかえった様子だ。「派遣社員は低学歴」という偏見を助長する上司の態度からする、会社全体に問題があると言わざるを得ないだろう。
また、そのレクチャー担当していた社員が優秀だったかといえば、そうではなかったようだ。
「レクチャーしてくれた内容は、間違えに気付けない程あやふやで、社会人として大丈夫か?と思えるほど」
他人の学歴を見下す前に、自分の仕事ぶりを見直すべきだったのではないか。最後に呆れるようにこう書いていた。
「ライフライン企業については、(腹が立っても)不買とか出来ないし、何よりも安全に対して不安になるばかりです」
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