退職を伝えた瞬間「まさかの上司号泣」 想定外の引き止めにあった女性 「あのとき振り切れば良かった」と後悔

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退職を切り出すのは勇気がいることだが、その際の上司の反応が予想外だとさらに困惑してしまう。
神奈川県の40代女性(技能工・設備・交通・運輸/年収300万円)は、上司に退職の意向を伝えた時の驚きの展開を綴った。
「自分自身が可哀想で泣いていただけかも」
仕事になかなか慣れずに悩んでいたという女性は、
「退職を伝えた瞬間、まさかの上司号泣」
と振り返る。すんなりと退職を認めてもらえると思っていただけに、「あっさりOKと思いきや想定外の反応で動揺」してしまったようだ。
さらに上の上司からも引き止められ、結局女性は会社に残ることになったという。だが、一度辞めようとした職場だ。やはり迷いは消えないようで、
「あのとき振り切れば良かったと思うことも。思えば上司は自分自身が可哀想で泣いていただけかも」
と冷めた目で分析している。情にほだされて残留しても、職場の根本的な問題が解決していなければ、後悔するのは自分自身なのかもしれない。
本当の退職理由は「不当な評価」だったが……
一方、沖縄県の50代男性(エンジニア/年収450万円)は、本音を隠して退職を伝えた一人だ。
男性が辞めることを決意した本当の理由は「不当な評価があった」から。だが、それを正直に言うとややこしいことになると思ったのだろう。
「理由は言えないので、本当のことではない『人間関係』だと答えた」
「不当な評価」と同じくらい角が立ちそうだ。上司からは、
「あなたが成長すれば良い」
という言葉が返ってきたそうだ。上司としては部下を諭したつもりかもしれないが、理由が別のところにある男性には響かなかったと思われる。本音を隠して去る人が多いからこそ、企業はいつまでも離職の原因に気づけないのかもしれない。
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