“実家に地縛霊がいる”と語る30代女性「夜中に金縛りに遭い、側には髪の長い白い服の女性が……」
【みんなの心霊特集】世の中には、「幽霊が見える人」がいる。その正体が何なのかはわからないが、霊感家系に生まれた筆者も不思議な体験をよくしている。キャリコネニュース読者からも、幽霊を見たことがある人からさまざまな体験談が寄せられている。
50代の男性は「子どもの頃からなので体験談は書ききれないほどありますが、昔から何年か周期に霊感が強くなったり無くなったりを繰り返している」と語る。(文:コティマム)
「恐らく本人は自分が亡くなっているという認識がないのかもしれません」
霊感が強い時だと、日常生活の中で当たり前のように霊の姿が見えてしまう男性。電車内で、”通勤途中と思われる霊体のサラリーマン”を何回か見かけたことがあった。
「恐らくご本人さんは自分が亡くなっているという認識がないのかもしれません。半透明の姿でスーツを着て、カバン持って普通に吊革に掴まっていたり座席に腰かけています。目が合ったこともありますが、特に霊障が出たことはありません」
亡くなったサラリーマンに気づかれても、特に悪影響を受けた訳でないようで安心だ。筆者も霊感の強さには周期がある。小中学生の頃と20代半ばは鋭かったが、30代の今は落ち着いている。出産してからは全然見なくなった(少し復活の兆しはあるが)。この男性の投稿を読んで、同じような方がいるんだと心強くなった。
次は、「実家に女性の地縛霊みたいなものがいる」と語る30代女性の体験談。この投稿を読んでいて、全身にゾワっと鳥肌が立ってしまった。
「実家は木造2階建ての戸建で、2階には洋室と和室が1部屋ずつあります。 その洋室の押入辺りにいます」
女性は3人姉妹の末っ子で、3姉妹全員がその女性の霊に遭遇している。当時、長女は2段ベッドの下に寝ていた。夜中に目が覚めると、胸辺りに女性の頭があり、呼吸を感じたという。
三女である女性は、中学の同級生に霊感の強い友だちがいた。「その子から霊感が移りました」といい、2段ベッドの上で寝ていると、何度か背筋がゾクゾクして恐怖を感じるような金縛りに遭ったと綴る。
「金縛りに遭ったある日、髪が長く白い服の女性が、2段ベッドの上で寝ていた私の足元辺りから顔の方へ這い上がってきました。『来るな』と心の中で叫んでいるうちにその姿と金縛りがなくなりました」
実家の自室に現れる謎の女。すでに3姉妹は実家を出ているが、「今その家には両親しか住んでいません。私は、彼女はまだそこにいる気がします。どうしたらいなくなってくれるのか、家族に悪い影響はないのかと心配です」と不安を感じている。
殺人容疑のある患者を睨む、赤ちゃんを抱っこした女の人
看護師として働いている人からの投稿も多く見られた。生と死が入り交じる「病院」だからこそ、いろいろなものが集まってしまうのかもしれない。
看護師の40代女性は、夜勤中の体験について「今でも信じられない」と思うことがあった。夜中に患者が亡くなり、急遽家族を呼び出した時のことだ。すぐに何人か家族が駆けつけ、小学高学年位の男の子も来てくれた。
「死後の処置を終えてお見送りとなるのですが、家族が帰る時になっても男の子が集まりません。家族に聞いても『子どもは来ていない』と言うし。夜勤の相方も『子どもは見ていない』と言うし……。あれだけはっきり見えたのに、おかしいじゃないですか。今でも信じられない思いです」
30代の女性は、先輩看護師が”見える人”だった。殺人容疑のある患者が入院していた時に、先輩がその患者対応をしたら「あの患者の近くに赤ちゃんを抱っこした女の人がいて、すごい顔で睨んでる」と言った。
「のちに医師が警察から聞いたら、その患者が殺したのは妊娠中の彼女だったらしい。また医師がその患者と話した時に、患者が泣きながら『いつも彼女に睨まれている』と言っていたらしい」
恨みや悔しい思いから、自分と子どもの命を奪った彼の元に現れ続けていたのだろうか。その姿が見えてしまった先輩看護師はもちろん恐怖だったと思うが、同時に女性の悲しみや悔しさも感じて複雑な気持ちだったかもしれない。
※キャリコネニュースでは引き続き「幽霊はいると思いますか?」や【募集】仕事を即行で辞めた人に関するアンケートを募集しています。