『鬼滅の刃』最終巻発売、各地で長蛇の列 「お一人様1冊まで」の販売制限も | キャリコネニュース
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『鬼滅の刃』最終巻発売、各地で長蛇の列 「お一人様1冊まで」の販売制限も

最終巻発売

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週刊少年ジャンプで連載していた大人気『鬼滅の刃』の最終巻、23巻が12月4日、発売された。初版発行部数は395万部と大量に用意したが、それでも最終巻が完売する店舗が全国で相次いでいる。

新宿の大型書店では、本日発売分を店先で販売している店舗も見られた。平日14時半と、通常なら空いている時間帯にも関わらず10人以上並んでいた。店内では『鬼滅の刃』を全巻購入する”大人買い”をする人もいた。

昼休みの時間帯は長蛇の列 「会計まで7~8分かかりました」

都心だけでなく郊外の店舗でも同様だ。埼玉県の書店を12時過ぎに訪れた女性は「長蛇の列でした。レジは5~6人のフル体制だったのに会計まで7~8分かかりました」と話す。職場の昼休みの時間帯にあたるため人が集中したと考えられるが、ソーシャルディスタンスを保って並んでいたという。

店内には、購入制限の貼り紙も。

「『鬼滅の刃』は、お一人様1セットあるいは1巻につき1冊までの販売とさせていただきます。(同一巻)を複数冊お持ちの場合、販売をお断りさせていただきます」」

さらに、『鬼滅』については注文や取り置きサービスも受け付けていないという。このような購入制限を実施する店舗は多く、ツイッターで各店舗が呼びかけている。

長らくの出版不況で、厳しい状況が続いていた書店業界。兵庫県尼崎市のおきな書房はツイッターで「開店前に行列が出来たのは当店創業50年以上となる歴史上でも初めてでした」と綴っていたが、書店にとって『鬼滅』ブームは近年まれに見る好機と言えるだろう。

同作の映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は大ヒット公開中で、興行収入は275億円を突破。歴代2位の『タイタニック』(1997年公開)を超え、歴代1位の『千と千尋の神隠し』(2001年公開)に迫っている。この最終巻・外伝発売はさらなる鬼滅ブームの追い風になりそうだ。

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