ナウル共和国政府観光局日本事務所のツイッター公式アカウントが12月28日、ナウル国番からの詐欺電話に関して注意喚起を行った。ネット上では24日ごろから「+674」から始まる着信が携帯電話にあり、「ナウル共和国から電話来た」といった声が挙がっていた。
同アカウントは「また増えてます!+674のナウル国番号から始まる国際電話に出ないでください!電話基本的に詐欺電話です(怒りの絵文字)」と投稿した。
ナウルからの電話は「観光局日本事務所ですらかかってきたことないですよ!」
続けて
「皆さんには、急に国際電話をかけてくるナウルの古い友人はいますか!? 観光局日本事務所ですらかかってきたことないですよ!」
と自虐混じりにツイート。なお、「ちなみに、ナウルに移住している日本人っているのでしょうか」というリプライには「いません!」と返信している。
この勢いのある投稿に、ツイッターでは「『皆さんには、急に国際電話をかけてくるナウルの古い友人はいますか!?』くるおしいほどすき」といったコメントが寄せられている。
日経新聞によると、こうした電話は「国際ワン切り詐欺」と呼ばれ、近年被害が相次いでいるという。うっかりコールバックすると高額な国際通話料金を請求される。見慣れない、海外からの着信があった際は注意したいところだ。
ナウル共和国は太平洋に位置し、人口約1.3万人。21.1平方キロメートルで、東京都品川区とほぼ同じ大きさだ。同アカウントによると「東京ドーム450個=ナウル共和国」「関西国際空港、一国(編註:ナウル)に匹敵するほど巨大だった」とのことだ。