
懐かしき思い出……
1995年3月11日。衝撃と言っても差し支えのないRPGが発売された。スーパーファミコン専用ソフト『クロノ・トリガー』である。
『FF』シリーズでおなじみ、当時ノリにノリまくっていたスクウェアが、エニックスの『ドラクエ』シリーズの鳥山明がキャラデザを手掛けたゲームを作った。この衝撃は当時のゲームキッズたちに、強烈なインパクトをあたえた。
しかもこのゲーム、時空を超えていくつもの時代を渡り歩き冒険をするという性質上、本来接点のない原始人やロボット、騎士や魔王たちが仲間に加わる。そんなゲームは見たことも聞いたこともなかったため、僕などはそれこそ死ぬほどプレイした。そんな名作の話をしていきたい。(文:松本ミゾレ)